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ラブ・ジェネレーション
** レポート **


第3話
「涙雨に濡れた贈り物」


Reported By No.33 うさぎ


 

朝・・・ 電話のベル・・・
部屋の中にはガラスの林檎・・・
哲平はまだ寝ている。寝ぼけながら受話器を取る。「はい・・・」
電話の声「ただいまから心理テストを行います。あなたの目の前に大きくておいしそうなおにぎりがあります。さて中身は何でしょう?」
哲平、ベッドの中で寝たまま「辛子明太子・・・っていうか誰?」
電話の主は理子であった。哲平「なんだお前かよ~今日日曜じゃねぇかよ~」  まだ 目は開いていない・・・
理子「今日、篠山フーズの運動会でしょ!多摩川のグランドに9時集合!」 はっ!と飛び起きる哲平。「そうだ!」

一方理子は、哲平のために慣れないお弁当作りの最中だ。
調理台にはたらこのパック・・・
「ないよ~辛子明太子なんてさぁ・・・たらこに辛子塗れば似た味になるかな」
理子の家にもガラスの林檎が・・・

集合場所の多摩川グランドまで走る哲平。
青いシャツにスーツ姿。口の周りがなにやら白い。歯磨き粉が付いてるのだ。
グランドでは皆が運動会の準備に忙しそうだ。理子も既に到着している。
会社の仲間に遅刻を口々に責められる哲平。
「何つけてるの?歯磨き粉!?」哲平の口を拭う理子。

ブルーシートを広げて それに隠れて理子が用意したジャージに着替える哲平。
着替えてる間も相変わらず仲間に責められ続けている。
そこへ課長の「なにやってんだよ~お前ら」の一言でみんな退散。
哲平パンツ姿のままオロオロ・・(哲平のパンツはカルバンクライン)
哲平は どうしようもなく叫んでいた・・・「うぉー!」

運動会で二人三脚に出場することになった哲平。
これには篠山フーズの社長とその息子もペアで出場する。
哲平達はどうしても彼らを勝たせなければならない。
二人三脚スタート!
最初飛ばしていた哲平ペアだったが、途中でよろけて遅れてしまう。
結局 トップでゴールしたのは、社長と息子のペアだった。

休憩時間 とび箱にもたれかかりタバコを吹かしている哲平に
さっきペアを組んだ男の子が、おにぎりの入ったバスケットを手渡して言う。
「おにいちゃん本気出して負けたんだろ?今日はダメだったけどさ人生諦めんなよ」

バスケットの中をあけるといびつなおにぎりが6個。
ちらっと見ただけで 傍らに置く哲平に
理子が「何で食べないのよ~!」
”辛子たらこ入りおにぎり”と聞いて食べまいと必死で抵抗する哲平。
そして、無理矢理哲平の口におにぎりを押し込もうとする理子。
そこに会社の仲間達が現れて次々におにぎりを食べて 結局哲平の口には一個も入らなかった。
おにぎりを作ったことや朝起こしたことなどを恩に着せて哲平に夕食をおごらせる約束を取り付ける理子。
「フルコースがいいなぁ、フランス料理の・・・」

哲平と理子が行ったのは結局ムードのないインド料理店。
そこの店員との話からあさってが哲平の誕生日だと知る理子。
理子「あさって誕生日なの?
   そうだ、手品見せてあげるよ。私今習ってんの」
哲平「手品~?お前 普通そういうもん習わねぇだろう」
理子「本当だよ、先生にねプロにならないかって言われてるの」
哲平「ああ言えばこう言う。ホントに負けず嫌いなんだから」
理子「そっちでしょう。筋金入りの負けず嫌いは・・・」

そこへ哲平の友人の吉本がやってくる。
不満そうな理子の様子に気を利かせて帰ろうとする吉本を哲平は追いかけて店に連れ戻す。
吉本は理子に少し気があるのだ。
そして「野暮用があるから」と 二人を残して店を出る哲平。

次の日、会社。
昨日のことで機嫌の悪い理子に哲平から声を掛ける。
「今夜暇?”フーラ”行かない?昨日の埋め合わせに」
哲平からの思わぬ誘いが嬉しくて念入りに髪を直し身繕いをする理子。
そこにもまた ガラスの林檎が・・・

”フーラ”には吉本も来ていた。
理子「最初から3人で会うつもりだったの?」
吉本「3人じゃないよ、4人だよ。」
なんと吉本は哲平に会わすためにさなえを呼んでいたのだ。
吉本を始め高校時代の友人は哲平の兄荘一郎とさなえが婚約していることを知らなかったのだ。そして、かつてつき合っていたふたりのことを冷やかす友人達。
気まずい雰囲気の哲平、さなえ、理子・・・
そしてその場には理子の友人のエリカや荘一郎までやって来てますます気まずさが増していく。いたたまれず「ちょっとタバコ買いに行ってくる」とその場から立ち去る哲平。
そして そこにもまた ガラスの林檎が・・・

哲平を追いかけて外に飛び出すエリカ。
哲平に気のあるエリカは哲平を自分の部屋に誘う。
哲平もまんざらでもなく下心いっぱいでウキウキでついていく。
かわいらしく?やる気満々の哲平 後ろからエリカに抱きつきながら「じゃ、得意技見せちゃおうかな・・・」
エリカ「あせんないの。得意技って何?」
哲平「あんまり人には見せちゃいけないんだけど”センジュカイケツ”って1秒間に千発打つからね」(キャー エロい~!)超嬉しそうでにやけまくってる哲平。
「すごいよ、言っとくけどすごいよ、ほんとに・・・」(一体どんなの???)
ベッドに勢いよく飛び込んだらー  「痛!」ベッドの中から理子が!
哲平「お前何でここに居るんだよ!」
理子はエリカの部屋の合い鍵を持っていたのだ。
結局哲平は得意技を見せることなく帰ることになる。。(うーん、残念・・・)

理子はエリカに哲平を好きになったんじゃないかと突っ込まれる。
「好きになったら素直にならなきゃ。変なプライド持ってたら幸せ掴めないわよ」

翌朝会社にて
理子「ね、エリカのこと好きなの?
   哲平がホントに好きなのはエリカじゃないでしょう。
   それなのに 平気でああいうことできちゃうの?」
哲平「ほっとけよ!どうせ俺はスケベですよ。
   やってること矛盾してるかもしれないけどそれは俺の勝手で
   何でお前が口出すんだよ」

理子 珍しくしおらしく・・・「ごめんね・・・・好きにすれば」
昨日のエリカの言葉がひっかかってるのかもしれない。

理子は今日の哲平の誕生日に手品を見せようと道具を準備していた。しかし、どうしても素直に「手品を見せたい、誕生日を祝いたい」と言えない。街中をうろつき そしてケーキ屋の前で何かを思いつく・・・

哲平は誕生日に荘一郎と飲みに行く約束をしていた。
荘一郎の部屋の前に辿り着くと中からさなえの悲鳴が・・・
新しい食器棚を組み立てて運ぼうとして足の上に落としたらしい。
すぐにさなえを助けに行き介抱する哲平。(包帯の巻き方が上手!)
そして また昔話に花を咲かせるふたり。

雨が降ってきた。
荘一郎はなかなか帰ってこない。
帰ろうとする哲平にさなえは誕生日プレゼントだと言って手編みの手袋を渡す。さなえは弟として哲平を見ようとし だけど哲平は・・・
「俺は一生 水原のことお姉さんなんて思えないよ。誰と結婚しようと俺の中では水原は水原なんだよ!」
複雑な思いのまま雨の中家に帰る気にもなれず”フーラ”に立ち寄って気持ちを落ち着かせる哲平。

一方 理子は雨の中ずっーと哲平のアパートの前で待っている。
やっとのことで哲平は帰ってきたのだがずっと待ってたとは言えずに偶然を装ってしまう理子。

哲平の部屋で理子の手品ショーが始まり始まり。
最後に手品でバースディケーキを出そうとするのだがそのケーキが潰れてたため理子はそれを隠そうとする。
見せろと争ってるときに理子の手に触れ哲平はハッとする。
「お前なんでこんな手冷たいんだよ。待ってたのか、ずっと。」
「んなわけないじゃん」理子は素直になれない。

その時、さなえからの電話によりさっきまで哲平とさなえが会ってたことがわかり理子は激しく動揺する。哲平はそんな理子を思わず抱きしめようとするがー
「バカにしないでよ!こんなことして欲しくて来たんじゃないよ!」
理子は土砂降りの雨の中飛び出していった。

理子の気持ちにやっと気づく哲平。
部屋に残されたバースディケーキには”Happy Birthday TEPPEI”の文字が・・・
「何やってんだよ」哲平は頭を抱えていた。
外は雨。激しく降り続いていた。

 


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