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第407回 No.42 久美子


★4月25日“ドラマに影響を与えた意外なモノ?!”の巻★


★ 拓のおへそ ★
久しぶりの波乗り
映画“ベッカムに恋して”について
“ONEPIECE”から意外な親子関係?!
“ONEPIECE”と、“GOOD LUCK!!”の意外な関係?!
社会人の心構えと初任給
“KIMURA開放区”と“ONEPIECE”28巻のお知らせ

★ 今日の拓つぼ ★
拓哉もベッカムには恋?!
親子の潤滑油
拓哉の財宝?!“ルフィがベースになってた”
“KIMURA開放区”が発売

(BGM:BEACH BOYSの♪“SURFER GIRL”)
いや、こないだ、久しぶり!に海行きました、海、波乗り。いや〜ドラマ中は全然行けなかったんで、ホンット久しぶりだったんですけどぉ。(息吸って)今年はね〜水がね〜ちょっと〜ヤバイぐらい冷たいですね〜。あの〜地元の久しぶりに会った・3ヶ月ぶりに会った友達に、「どうだろう?ブーツ履いた方がいいかな〜」って言ったら、「いや、大丈夫だよ〜ブーツ無しで〜」って言われたんですよ。だから、(息吸って)「あ〜じゃ要らねぇかな」と思って、ブーツ履かないで入ったらぁ、え〜約2時間ぐらい入ってたらですね、え〜手首から先、そして足首から先・肌が出てる部分ですね、顔面を含めた顔・両手・両足、うん、あの俺、無くなっちゃったかと思った。それぐらい冷たかったですね。
でもねぇ、一つ、「あれっ?!」と思ったのは、やっぱりねぇ、3ヶ月間ねぇ、上空35000feetにいるとね、駄目!だね(パンと手を叩いて)。やっぱ、海の筋肉っていうのがあるんですね、うん、ホントに。「生活でも使わない・ジムに行っても鍛えられない、海の筋肉ってゆうのがあるんだな」って、(息吸って)また改めて痛感させられて、いや〜もぅやっとこさっとこ、なんか無理矢理、うん、ちょっと悔しいんですけど、無理矢理楽しんだような・・感じはありましたね、うん。だから、正直に言うと、まぁ3ヶ月間の間に下手ンなってたって事ですよね!えぇ。
(BGMがFade outして)まぁあの今日のWhat’s、海の話から入ったんですけども。(息吸って)海と言・え・ば!海賊ですよね。サーファーもいいんですけど、(息吸って、)海賊もね、最近いいんですよ、うん。海賊と言えばね、まぁ〜ねぇ?コレ、“キャプテンハーロック”か“モンキー・D・ルフィ”ですよね。あ、ごめんね、「モンキー・D・ルフィ」って言ってもちょっと解んないかな〜って思うんで、解り易く言うと、(息吸って)え〜“ONEPIECE”!ですよね、うん。今ね、ラジオの前で、「あれっ?!」と思って、え〜ちょっと立ち止まった人、居るかもしれませんが。今日!もですね、“ONEPIECE”の話、ちょっとしちゃっていいですか、すいません。TOKYOーFMなんですが、音楽とかあんまり流さないで“ONEPIECE”の話をしちゃいたいな〜と思っております。
 『またかよ〜ウソ嘘(笑)』
(息吸って)え〜今日は(トンと叩いて)ですね、なんと!ボクがちょっと最近、熱くなってしまっている、その“ONEPIECE”と、そして、ドラマ“GOOD LUCK!!”の意外な関係について、ボクが隠していた秘密を、(息吸って)え〜ちょっと今日は、まぁね、ドラマも終わってちょっと時間も経ったんで、お話しちゃい・・・たいな〜と思っております。
(息吸って)まぁあの漫画!“ONEPIECE”・・・知らない方もですね、今日はちょっと解り易く話したいな〜と思いますので、今日は、出来るだけラジオ、消さないでください。

◆木村拓哉のWhat's Up SMAP!!◆

今日のWhat’s Up SMAP、オープニングは、この間の週末から始まりました映画、“ベッカムに恋して”のサントラから1曲いきたいと思います。カーティス・メイフィールド、 “ムーヴ・オン・アップ ”

♪今日の1曲目 【CURTIS MAYFIELD  MOVE ON UP】

ハイ、え〜“ベッカムに恋して”、コレあの〜映画、結構ね、評判いいみたいらしいんですけども。(息吸って)あのインドの女の子が、憧れのベッカム選手にこうね、あの夢見て、“女子のプロサッカー選手を目指す!”という、スポ根系の映画らしいんですけども。(息吸って)いや〜でもね、コレ(手を叩いて)、“ベッカムに恋して”ってゆう映画が出来ちゃうぐらい・・・のやっぱ存在ですよね、ベッカム。彼!ね、なんかあるよ、ホンット!に。
あの〜ボク、(息吸って)何を隠そう、4月24日・昨日ですね、昨日の朝!3時45分キックオフのマンチェスター・ユナイテッドVSレアル・マドリード、え〜観てました!ちょっとね、やっぱ試合中のベッカムにね、恋するね。アレ、しょうがねぇ、あんな事やられちゃったら、俺も恋するっつうの、あんな・・・。出てきて、速攻のフリーキックで、「ナニ、曲げてんだ、この(巻き舌)ヤロー」みたいな。んで、入れた後の、あの選手をさ、こぅ上げてく・・感じの、ねぇ?キャプテンマークは途中交代だからしてないけども、キャプテンマークを付けてないにしても、「絶対にコイツは、マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンだな」みたいな、ア〜レは凄いね。で、勝ったからね、レアル・マドリードに。最初・・3対2で負けてたんですよ、それが4対3で勝ちましたよ、マンチェスター・ユナイテッド。んで最後、試合終わった後は、ジダンとユニフォームの交換。(舌打ち)コ〜レ(紙を弾いて)もぅ・・なんなんだよ!ホンットに。コレはねぇ、あの〜解るような気がします、この〜ねっ、インドの女の子の気持ちが。
まぁ映画自体は、まぁね、観てないですからぁ、まだどうゆう・・、ボクが気持ちを抱くかどうか解りませんけども。(息吸って)まぁどうでしょうね〜“ONEPIECE”の映画ぐらい・・の気持ちンなれたら、ねぇ?凄いですよね。もぅ“ONEPIECE”の映画、凄いぞ〜、コレ〜(ドンと机を叩いて)ホントに。結局、そこかよって話なんですが。
さぁ!今日のWhat’s Up SMAPなんですが〜、もぅみんなにバラしちゃいます!今までボクが隠していた、漫画“ONEPIECE”とドラマ“GOOD LUCK!!”の意外な関係を、この後、(BGMストップして)バラしちゃいまーす!

◆タイトルコール◆

TOKYOーFMをキーステーションに全国三十(リキ入れて)ハ・チ!局ネットでお送りします木村拓哉のWhat’sなんですが。ワタクシ・木村拓哉が隠していた秘密と言うか、ある意味財宝ですね、コレはねぇ、う〜ん、いい言い方だ、いい言い方だ。漫画“ONEPIECE”と、ドラマ“GOOD LUCK!!”の意外な関係なんですけども。(息吸って)そちらの方を、バラしちゃう前にですね、一つFax!行っていいですか。行っちゃいまーす。(鼻すすって)俺さぁ、今日起きたら、なんかいきなり鼻声なんだよね。(鼻すすって)なんでだろう?鼻出んだよね。

◆今日のお便り1通目◆ 大阪 トモコ

「前回のWhat’s、“アニメ‘ONEPIECE’を語るの巻”
ラジオで聴いててもキラキラ少年の目で話す姿が想像出来るくらいの勢いで可愛かったです。(拓哉小さい声で「“可愛かった”って言われても」)
話は変わりますが、ウチの中学校2年生の息子が、最近私と話すの面倒臭いみたいで、(ボソボソっと)“これ”、“おぉ”、“要らん”、ほとんど、単語しか!話さないんです。なんか話しても、“ボソ”って滑舌悪くて、ホント聞き取り難い!(拓哉「うん、なんか、オレが怒られてるみたいで嫌ですね」)
(鼻すすって)そんな息子がお風呂に入ろうと、私がラジオを聴いている横を通り過ぎようとした時の事、木村君がラジオで、“ONEPIECE”!と丁度叫んだんです。すると、なんと息子は足を止めて、聴き入っておりました。いつものように、“ケッ”とか言って、通り過ぎるのかと思ったら、共感出来たらしく、“ニャッ”と笑って聴き入っておりました。ウチにも“ONEPIECE”、(変なアクセントで)全巻揃ってます・現在いま出てる物、(普通に)全巻揃ってます。私が息子に、(女性っぽく)“読ませて”と言ったら、“O.K.”をくれました(“綺麗に読め!”と言う条件付きで)。親子のまともな会話が復活しそうです、種を蒔いてくれてありがとう!いつまでもピュアな心を持っていたいとつくづく思った私でした〜」

とゆうね、(鼻すすって)大阪のトモコさんからFaxが届きましたけども。
(息吸って)いや〜(Fax用紙を弾いて)コレね、素晴らしいよね〜。このWhat’sが、この大阪のトモコの親子関係を回復させたんじゃないからね。“オレが”とか、“木村拓哉のWhat’sが”、この大阪のトモコ・・の親子関係を温めたんじゃないんでね。このトモコさん達の親子の絆をもう一度、(語り入って)親子にしてくれたのは、“ONEPIECE”ってゆう、事なんだよね〜、う〜ん。まぁ大袈裟・・・に聞えたかもしれないんだけど、(息吸って)いいんだよ、大袈裟で、コレは。
まぁ確かに、ねぇ?ホント、中学校ンぐらいなると、会話ってだんだん無くなってくるじゃないですか、一時期。反抗期と言いますか、なんとゆうか、う〜ん。まぁ自分・・もそのぐらいの年の頃は、そうですね、あんまりこぅ共通点ってゆうのは、あんまり無くて、あんまり話してなかったかな?親父も会社から帰ってきて、普通にね、なんか無愛想にしてたし。
(息吸って)まぁでも、コレあの〜ねぇ?このトモコさんも“ONEPIECE”を息子さんに全巻借りて全部読んでみれば、多分ねぇ、このトモコさんも解ると思うんですよね、う〜ん。この漫画が、息子に“人として大切な事を少しは教えてくれてるんじゃないか”ってゆうのがね、多分ね、トモコさんもね、気付くんじゃないかなと思うんですけどね。
(息吸って)でぇ!まぁ今・・ね、ちょろっとこの大阪から届いたいい話が紹介された処で、いよいよ本題行きましょうか、この話、うん。ワタクシ・木村拓哉が今まで隠していたと言うか、まぁ秘密と言うか、ボクの中での小さな財宝なんですけども、(息吸って)漫画“ONEPIECE”と、ドラマ“GOOD LUCK!!”の意外な関係、うん。コレ、(息吸って)まず、まぁドラマ“GOOD LUCK!!”は、さて置いて、“ONEPIECE”知らない人の為に、ちょっとココでまた簡単に説明さしていただくと、“モンキー・D・ルフィと言う少年が、海賊王と言う世界一の海賊を目指して旅をするストーリー”と言っちゃえば、まぁそれでお終いなんですけどね。
まぁ独りで旅をこぅ始めて、「俺は海賊王ンなるんだぁ!」。まぁ「海賊王になるんだぁ」って言葉で言うのは、簡単なんですけども。(息吸って)「海賊王」ってゆうと、もぅ「えっ?!お前、なに、馬鹿な事言ってんだよ」ってゆう事ですよね、う〜ん。(舌打ち)まぁ、ごめんね、直ぐ、あのね、自分の世界入っちゃうんだよね、“ONEPIECE”の話してると。
んでぇ!中にはですね、まぁ前回もチラッとこのWhat’sで、ボクが好きな台詞として言っちゃったんですけど、中にねぇ、「おいお〜い?」ってゆう、なんか胸を凄くストレートに打ってくれる言葉ってゆうか、台詞?・・・が出てくるんですけどね、あの“仲間の夢を笑われた時には、引いちゃいけねぇんだよ”ってゆうね、言葉とかね、な〜んかねぇ、「おいお〜い?」ってゆう台詞があったりとかして、ホントになんか素直に感動しちゃいましてですねぇ。
つまりぃ、なんてゆうかですねぇ、言うね、言うね、じゃ、ココでもぅ、ハッキリ。(息吸って)木村拓哉という男が演じた“GOOD LUCK!!”の新海元・・・は、ですね、“ONEPIECE”の影響を結構・・・受けた上で!逆に受けちゃったからこそ!あんな風に出来たんじゃないかなって言う、思える自分が正直ありますね。言っちゃいました!すいません、ちょっとあのホントに、恥かしい部分を見られた気分が(息吸って)今・・するので、ラジオなんですが、今ちょっとボク、照れてます、ハイ、あの〜う〜ん。
実はですね、「台本は、ボク、あんまり現場に持ってかない」って、あの〜常日頃(息吸って)言ってるんですが。で、台本じゃなく、ボクの鞄の中に入ってたのは、必ずね、“ONEPIECE”のね、単行本のね、2巻ぐらいが入ってんですよ、あの2冊ね。2冊が入ってて、昼休憩とか飯食いながらちょろっと見たりとかしてたんですけど。(息吸って)あのねぇ、“ONEPIECE”のどんな処が、“GOOD LUCK!!”にこぅ影響を与えたってゆう風に、うん、思うと思うんですけど。あの新海元ってゆうヤツのスッゲェ真っ直ぐで、で、正直思ってたんですよ、人の・・・自分が全く関係してないのに、人の話に「お前、なんで?こんな首突っ込めるんだよ」ってゆう、まぁ「ドラマだから・・」って思いたくはないからぁ、なにか自分の中で筋を作りたくなるじゃないですか。で、そん時に凄いねぇ、ボクを助けてくれたんですよ、この“ONEPIECE”が。で、正直ホント、台本を毎回毎回読んでく中で、(息吸って)ホントに思ってたのが、今言った、「なんで?俺は、こんな人の話に首を突っ込んで」、人の・・・ねぇ?過してきた時間とか、過去に関して、「俺は熱くなってこんな・・喋ってんだろう?」ってゆう、台本読みながら思ってた時にぃ、なんかねぇ、結構馬鹿にしがちな・馬鹿にされがちな、うん、あの〜熱い感じぃ?なんか今の世の中で言ったら、「な〜に、そんな熱くなってんのよぉ」とか、「そんなに・・本気に考える事じゃないんじゃな〜い?」とか、「“夢を追い掛ける”って、そんな、ねぇ?ストレートに真っ直ぐ言われちゃっても、こっちもなにも答えようがないよぉ」って、言われがち!な姿・・・が、なんかねぇ、こぅルフィと被ってきましてですね、「あ、この真っ直ぐな感じって、自分がこの“ONEPIECE”を読んで感動出来るってゆう事は、自分もやっていいのかな?」って思ってしまって、撮影には臨んでたんですけどね。まぁこんな話は、ドラマの監督とか共演者の人達とは、(息吸って)あまり出来なかったんですけども、うーん。遂にバラしてしまいましたねぇ、“GOOD LUCK!!”の秘密を、う〜ん。
(舌打ち)まぁねぇ?ドラマも実際に、あの1ヶ月・・終わってから経ったんで、(息吸って)そろそろバラしてもいいかな〜と思ってお話をしてしまいました。でもあの〜今言った話はですね、あくまでもWhat’s内の会話なんで、コレ、バラしちゃ駄目ですよ。秘密って言うのはね、言わないから秘密なんだからね、友達に・・言わないでね、お願いします。
さぁ!「友達」とゆう言葉がチラッと出たところで、1曲、この曲いきましょう。友情あ〜んどFamilyですね、これもFriendshipとFamilyをテーマにした映画“リロ&ステッチ”のサントラから1曲いきたいと思います。この映画、全篇にプレスリーが使われてるんですよね、コレ、凄いんですよ。では、このサントラから、サントラには主人公のリロの(息吸って)声付きで曲が入ってますんで、そのリロの声も流しちゃおうかな〜なんて思います。簡単な英語なんでみんなで聴きとってみましょうねぇ、“スマステ”みたいなんですが。さぁ、いきましょう!エルヴィス・プレスリー、“ハウンド・ドッグ”

♪今日の2曲目 【ELVIS PRESLEY  Hound Dog】

ハイ、聴いていただいたのは、“リロ&ステッチ”のサントラん中から1曲、エルヴィス・プレスリーで“ハウンド・ドッグ”でした。

◆タイトルコ−ル◆

TOKYOーFMをキーステーションに全国三十(リキ入れて)ハ・チ!局ネットでお送りしてます、木村拓哉のWhat’sなんですが。(息吸って)え〜ココで、“ONEPIECE”の方は一旦休憩、また後で話しましょうね。じゃFax行きましょう。

◆今日のお便り2通目◆ 石川県 ヤマモト・メグミ 20歳

「木村くん、こんばんは。(拓哉「こんばんは」)
この4月から私は社会人になりました。(拓哉「おめでとうございます」)
中1の頃からSMAPのファンで、一年中SMAPの事ばっかり考えていた私にとって、朝8時半から17時までという、机にね、向かって仕事を(鼻をすすって)するのは、とてもキツイ!です。この時期はみんな、大変なのかな〜と思います。木村くんは、学生の頃からSMAPとしてお仕事をしていますが、初めて仕事をした時やお給料を貰った時の事を憶えてますか?私は初任給で親になにかプレゼントしたいと考えています。親をビックリさせたいです。社会人としての心構えなどあったら教えてください。マネージャーの福島豪さんにも聞きたいです。リクエスト曲は、最近の私のテーマソング、“負けるなBaby!”をお願いしまーす。(拓哉「ってゆうね」)それではWhat’s U〜p!」

ってゆうね、最後のリクエストは凄いお土産付きでしたけども。(息吸って)あ〜なるほど、そういう時期なのか?25ン日って、そうか・・・お給料日だもんね、う〜ん。まぁこのFaxのヤマモト・メグミさんもなんか・・ねぇ?買うんですかね、お父さん・お母さんに。
オレねぇ、お給料ってゆうのも変だけどぉ、なにか自分がした事に拠って、「あ、お金を貰った」ってゆうのは憶えてますね。まぁあの〜よく皆さんも耳にするとは思うんですけども、ギャラ!ってゆうヤツですね、Guaranteeとして。確か少年御三家(男闘呼組・光GENJI・少年忍者)のコンサートだったんじゃないかな?武道館の、コンサートのね、バック。「うわっ!1万円札・・が、何枚か入ってる」ってゆう・・お金?まぁ大金ですよね。大金を持って地下鉄に乗ったのは憶えてますね。振込みじゃなかったね、(おさむの笑い)手渡しだったね。それは憶えてる。そのまんま渡したかな?「こうゆう事やって、これだけ貰ったんだ」っつって、パッて、親に上げちゃっ・・たかな?「上げた」ってゆうか、上げたんじゃないな、「お金を両親に上げる」ってゆう気持ちじゃなかったのは憶えてる。なんなんだろう?オレ・・・う〜ん、今から考えると・冷静に考えると、「オレ、こうゆう事やって、これぐらいの評価だったよ」ってゆう、なんか通信簿を見せる・・感覚に近かったかな?通知表を「オレ、今学期、こんな感じだった」ってゆうのに見せる感覚に近い状態でお金を渡したのは憶えてる。で、そのお金は、「どう使われた」とか、「どうなった」ってゆうのは、一切興味無いし、聞いてもいなかったしぃ。みんな、どうなんですかね。

「福島くんにも聞いてみたいです」

って書いてありますけど。いますか?(スタッフ「ガソリン入れに行っちゃった」)あ、今ガソリンを入れに行った。はぁ〜〜凄いぞ、本番中にガソリンを入れに行くってゆうね(おさむの笑い)、「入れて、来いよ!」ってゆう、「最初っから」、思いますけども。まぁガソリン・・・を入れに行って、まぁ今日のOn Air中にヤツが帰ってくるの間に合ったら、「メグミさんがオマエにも聞いてたぞ」と、曲中でも説明してみたいと思います(スタッフ「車内で聴いてるかも」)。あっ、車で今、ラジオ聴いてっかもしれないね。いや、聴い・・てないんじゃない?アイツは(おさむの鼻笑い)。ヤツはねぇ、あの〜(息吸って)ボクが車中に居ない時は、彼、車ン中、無音なんですよ(おさむの笑い)。あの〜CDを、ボクがガンガンに聴いてたCDも、スタジオから出てきて、フッて車ン乗った時は、無音なんですよ。でぇ、「ボクが聴いてた・・・音楽は、何処に行った?」って言うと、(ボソボソと)「いや、ただボリューム下げただけでーす」とかって、ボソッと言われただけで、(息吸って)終わっちゃうぐらいなんで、まぁ車ン中でも聴いてないでしょうね。
 『フクちゃん、いい!』
と、まぁ変な話・・にちょっとあの〜ねぇ?ちょっと方向が行っちゃいましたけども。まぁその初任給ってゆう事、うん、メグミさん、ホントにあの〜(息吸って)物じゃなくて、自分が、えぇ、なにかを始めたキッカケとして、凄く憶えててほしいなと、ボクは思います。

リクエスト貰っちゃったんで、この曲・・・行きたいと思います!新社会人の皆さん!“負けるなBaby!”(かわゆく)うぅ〜こぇ〜(怖い)!

♪今日の3曲目 【SMAP  負けるなBaby!〜Never give up】

いや〜〜今ねぇ、コレ、スタジオに、実はねぇ、“ONEPIECE”の話・・・ホラッ、オレ、盛り上がっちゃってっから、(息吸って)なんか気ぃ利かしてくれて、番組のスタッフがね、“ONEPIECE”の単行本をね、テーブルに置いてくれてるんですよ。ごめんね、“負けるなbaby!”全然!聴いてなかった、今(おさむの笑い)。あの〜21巻と22巻の表紙を横に並べたら、「なんと!向かい合ってんだよぉ」とか、なんとか、そうゆう・・・ねぇ、話ばっかりしちゃっててね、ごめんね、“負けるなbaby!”とか、聴いてなかった。聴いたのは、なんかそんな曲でした。
 『おいお〜い』

◆タイトルコール◆

え〜最後にお知らせです。まぁ今日も“ONEPIECE”の話してきましたけども、その“ONEPIECE”の28巻、今度5月に出るらしいですね、う〜ん、楽しみですね、集英社だからね。まぁ集・・・

フク「あの〜すいません」
拓哉「ハイ」
フク「あの〜ですね」
拓哉「(鼻すすって)」
フク「あの〜」
拓哉「オマエ、なにぃ?“ガソリン入れに行った”って、よぉ」
フク「いや、ちょっと・・・」
拓哉「入れてくりゃ〜いいじゃん、だって、ココ来る前に」
フク「いや、すいません」
拓哉「“すいません”って、だって、ウチ来る前に入れてくりゃ〜いいじゃん、だって」
フク「いやいや・・・」
拓哉「途中にあるでしょ?だって、このスタンド」
フク「指定の・・・トコじゃないと怒られる」
拓哉「なんだよ、それ」
フク「すいません」
拓哉「“怒られる”って」
フク「(笑って)すいません。ほんでですね」
拓哉「なにぃ?」
フク「漫画の話もいいんですけどぉ」
拓哉「いやいや、漫画の話いいじゃん、だって今日」
フク「いやいや、同じ集英社と言えば」
拓哉「うん」
フク「あの〜昨日ですね」
拓哉「うん」
フク「ホラッ、素敵な本が出たじゃないですか」
拓哉「なにぃ?」
フク「そっちを言おうと」
拓哉「なにぃ?“ONEPIECE”の別冊みたいの出たのぉ?」
フク「(笑いながら)いやいや・・・いやいや」(おさむの笑い)
拓哉「ねぇ?」
フク「なんか昨日・・・」
拓哉「ひょっとして」
フク「4月・・24日」
拓哉「アレなんじゃないのぉ?
   チョッパー(トニートニー・チョッパー)のもう一つのなんかこぅストーリーとか、
   (嬉しそうな聞き方?)出たんじゃないのぉ?」
フク「いや」
拓哉「ねぇ?」
フク「(笑って)まぁそのストーリーもいいんですけど。あの〜ホラッ」
拓哉「なにぃ?」
フク「ご自身の本が・・・」
拓哉「“ご自身?”」
フク「えぇ」
拓哉「オマエのぉ?」
フク「いや、僕のはまだ出ないんですけど、えぇ」
拓哉「なにぃ?」
フク「あの〜“KIMURA開放区”、“開放区”」
拓哉「な、な、なんだよ?そんな呼び捨てにして」
フク「(笑って)いやいや」
拓哉「なんだよ、“KIMURA開放区”って」
フク「“開放区”てゆう本が出ましたんで」
拓哉「読め難いよ、そんな」
フク「集英社の方から。これ、この宣伝もちょっと・・・お願いします」
拓哉「いや、だから、5月には28巻が出んのよ」
フク「(笑って)いやいや、その前に、もぅ」
拓哉「“ONEPIECE”の」
フク「もぅ出たのがあるんです」(おさむの笑い)
拓哉「だから、“出た”んだから、いいじゃん。
   コレ、オレはだから、これから出る話を」
フク「いやいや」
拓哉「・・・しようとしてんの」
フク「昨日、出たんで」
拓哉「あっ、ねぇ?そうそうそう、“オマエにも聞きたい”ってゆうのがあったんだけど」
フク「えぇ」
拓哉「初任給、貰ったのを憶えてるぅ?」
フク「はい」
拓哉「なにに使ったぁ?」
フク「初任給、まぁSMAPの食事代で消えていきました」
拓哉「はぁ?!」
フク「みんなの食事代で」
拓哉「いや、だからさ、公の電波でそうやって恩着せがましい事、言うの、
   止めろよ、オマエ。なぁ?」(おさむの笑い)
鈴木「ヤらしいな」
拓哉「ヤらしいな、ご馳走さまでした」
フク「(笑って)そんな・・・」
拓哉「以上です」
フク「昨日、出ました。お願いしまーす」
拓哉「煩いんだよ、さっきから」
フク「(笑いながら)いや、“煩い”とかって」
拓哉「人が話してるのに、ガソリン行ったり、帰ってきたと思ったら邪魔してさ〜ぁ、
   駄目だよ、そうゆう事しちゃ」
フク「いやいや、お願いします」


拓哉くんがお薦めのアニメですが、どれも蚊帳の外でちんぷんかんぷんです(笑)。これからハッチャキで頑張ってお勉強してみようと思ってます。毛嫌いばかりしていても駄目なんだな〜と痛感しました。
“ONEPIECE”が潤滑油になり親子の会話の復活の兆し・・・なにがキッカケになるか解らないけど、確実に一組の親子にまともな会話が出来そうな事は、聴いている私をなにかホッとさせるモノがありました。
全然拓哉くんの話にはついていけないけど、取っ掛かりをくれた事には“ありがとう”です。by久美子


4/18

第406回 No.428 marico


★ 4月18日 “木村拓哉お薦めアニメ”の巻 ★


★ 拓のおへそ ★
“GOOD LUCK!!”タイトルパクリ説?
穴が空く程観た“千と千尋”
現在、“ONEPIECE”にハマリ中
若いみなさんに観て欲しいアニメーションBEST3
  第3位“ニルスの不思議な旅”
  第2位“あしたのジョー”
  第1位“わが青春のアルカディア”

★ 今日の拓つぼ ★
ドラマのタイトルは釜爺のセリフから取った?
“千と千尋”キャラ物真似シリーズ
30の誕生日プレゼントに貰った“ONEPIECE”
主題歌が大好きだった“ニルスの不思議な旅”
叔母さんも号泣の“あしたのジョー”
キャプテンハーロックを熱く!語る

今日のWhat’sは、こんなFAXからスタートしたいと思います。

◆今日のお便り1通目◆ 埼玉県 コンドウ

「(♪BGM:山下達郎“RIDE ON TIME”)“GOOD LUCK!!”が終って一ヶ月くらい経ちますね〜。拓哉君は“2”ものが嫌いだって、この番組で言ってましたが、“GOOD LUCK!!2”は観れないんですよね〜?残念です。
ところで、先日、友達との間でこんな事が話題になりました。ズバリ!(BGMストップ)“GOOD LUCK!!”パクリ説!
(♪BGM:木村弓“いつも何度でも”)そのパクリ説というのは、“千と千尋の神隠し”の中で“GOOD LUCK”という言葉が使われていたのを拓哉君は知ってましたか?“千と千尋”に出て来る釜爺というキャラクターが言っているんです。渋い声で(物真似して)“グッドラック”って。もしかしたら、“GOOD LUCK!!”ってタイトルはこのシーンから取りました?友達の弟が親指を立てて、“グッドラック”って物真似するらしんですけど、それは拓哉君の真似ではなく“千と千尋”に出て来る釜爺の真似らしいです。
それでは拓哉君、GOOD LUCK」

っていうね、FAXが来てるんですけども。う〜ん。ま、こんなね、FAX来ちゃったんで、ここでドラマ“GOOD LUCK!!”の隠された秘密をお話ししちゃいましょう。
まあ、確かにね、僕も“千と千尋の神隠し”は、もうDVDのソフトがヤバくなるんじゃないか、熱を帯びてヤバくなるんじゃないかっていうぐらい、僕は、ホンットに・・まあ、僕が観たくてじゃないんですけど。クソ生意気なウチのちっちゃい家族がですね、それを観なきゃ寝ないぐらいの、ちょっとこう・・なんていうのかな?ローテーションというか、生活の仕組みが生まれてしまって。半っ端じゃないよ、もう。そのシーンを観れば、次に言う台詞、そして、次はこんなカットなってるって所ぐらいまで、“千と千尋”を僕は熟知してるんじゃないかな〜っていうぐらい。
だから、この今、FAXに書かれてる釜爺がね、親指を立てて「グッドラック」っていうシーンも、まあ、その釜爺はね、あの菅原文太さんが声優の方を御勤めになってるんですけども。すごい、もう、何本もある手でいろんな薬草を調合しながら、チリンチリ〜ンとかっていって、お湯に入れる薬草を作ってる釜爺がいるんですけど。千が「(子供っぽい感じで)働かして下さい」ってやると、じゃあ、このね、最上階に湯婆婆っていうおっかねぇ魔女がいるけども、そいつに頼めと、って言って、千がその部屋を出て行く時に、釜爺が千に向かって「(物真似して)グッドラック」って言ってるんですけどね。
あ〜〜、説明疲れちゃった、もう。オープニングで、俺、なんでこんな、“千と千尋”を喋ってんだろう。ホンットにね〜、穴が空く程観るって、よく言いますけど、も、穴空いてると思うよ。俺、観過ぎて。DVDのソフトに穴・・あっ、確かにね、DVDのセンターには、中心には穴空いてますけどね。え〜、まあ、つまんないつまんない。
まあ、あの(笑い)、そうなんですよ。実はね、“GOOD LUCK!!”っていう今回やらして頂いたTBSのドラマ、うん、あのね〜、タイトル・・・は、実はですね!この映画、“千と千尋の神隠し”の菅原文太さんが声をやっている釜爺から・・・・・取ってる訳ねぇだろう。

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

え〜、ドラマ“GOOD LUCK!!”の話題でスタートしました、今日のWhat’sなんですが、“GOOD LUCK!!”の話題が出たんで、GOD・・GOODで来てGODね。ちょっと無理矢理かな?GOD FATHER OF HIPHOPと呼ばれるこの人の曲から、スタートしたいと思います。今から10年ぐらい前の曲なんですけども、多分、僕と同じぐらいの世代の人だと、この辺の曲を聴きながら「俺、絶対ダンサーなります〜」とかいうね、目指してた人もたくさんいるんじゃないですか?AFRICA BAMBAATAA“JUST GET UP AND DANCE”。

♪今日の1曲目 【AFRICA BAMBAATAA  JUST GET UP AND DANCE】

さあ、僕と同年代のダンサーを目指してた方、如何ですか?オープニングナンバーはAFRICA BAMBAATAA“JUST GET UP AND DANCE”をお届けしてる訳なんですけども。
先程、映画“千と千尋の神隠し”の、え〜ねっ、話題が出ましたけども。アカデミー賞のね、(噛みながら)長篇アニメー賞・・え?ちょ・・長篇アニメーション賞、取りましたからね〜。すごいですよね。しかも、あれですよ、受賞の時の、その発表したのが、キャメロン・ディアス。全米で、80館で“千千尋(せんちひ)”が流れてたらしいんですけど、それをキャメロン・ディアスが発表した瞬間らしいですよ、80館から、全米で800館に増えたらしいですよ。マジで。「上映させてくれ」っていう申し込みが、あのキャメロン・ディアスが言った瞬間に80館から800館に膨れ上がったという、なんか裏エピソードを、僕はちろっと聞いたんですけど。
では、ここで、“千と千尋”にまつわる問題を一つ、リスナーのみなさんにお届けしたいと思います。これは!誰の物真似でしょうか?

「(物真似で)あっ・・・あっ・・・あっ・・・」

はいっ!正解は・・(ハジけて)カオナシでした〜!ねっ、ま、こんな真似をしてしまいまして、(舌打ちして)すいませんね〜、カオナシも台無し・・・・・カオナシも台無し!
 
『びゅるるう〜〜^_^;彡』
(開き直った感じで)はいっ、今日もオヤジギャグが決まった所で、はいっ!ジングルキュー!

◆タイトルコール◆

「(物真似で)え゛っえ゛っ。人間かー。ハク様〜」

あっ、これ、全然・・ゴメン、似て無かった。出来ねぇんだ、あれ〜。我修院さんの、あのカエルの感じ。あとね、もう1コ、俺、出来るヤツがあった。あのダルマ。

「(物真似で)おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ」

これ、出来るでしょう?俺。
 
『なんかハシャイでて楽しそうだぞ〜』
そうそうそう、あの銭婆婆の魔法で坊に変身させられてしまうあのダルマの、3つのダルマの一つぐらいだったら、俺、出来る様な気がするんですけど。(かわいく)ごめんなさいっ。

ちなみに、僕もちゃんとですね、お台場のあの〜・・なんでしたっけ?お台場にある映画館。なんだっけ?メディアージュ、だよね?そうそうそうそう。たくさん映画館が入ってるトコ。メディアージュ。13館ぐらいある所。あそこで、僕、“千と千尋の神隠し”観ましたからね〜。で、俺、“もののけ姫”も、ちゃんと日比谷の映画館で3時間並んで・・マジで!俺、だって、そん時、覚えてるもん。3時間待つって言われて、「へっ!?」ってなったんだけど、あまりにも長蛇の列で並んでっから、なんか自分も、なんか知らない内に、「あれ?」って後ろを見たら、俺、列の一部になってたわけ。「ヤバイ、列になっちゃった〜」と思って、「も、これ、なっちゃったらしょうがない」っていう事で、友達なんかと一緒に並んで。で、あまりにも待ち時間長いんで、近くのコンビニエンスストアで、雑誌と飲み物と買って来て、んで、それを読みながら、また順番待ちして、んで入ったのを覚えてますね。ええ、“もののけ姫”もちゃんと映画館で、“千と千尋”も映画館で、僕、ちゃんと観さして頂いたんですけど。
うん、ハマッてるかどうか分んないですけど、アニメは案外ちょっと、最近、興味ありますね〜。う〜ん。数も観てる。で、それは実際のアニメーションだけじゃなしに、CG(コンピュータグラフィック)を駆使した、あるじゃないですか?実際にアカデミー賞のノミネートにも挙ってましたけど、“アイスエイジ”だったりとか、あと“モンスターズインク”だったりとか。あれ、スゴイよネ〜。あれは、ホントに・・あの、僕、なんとかとグルミットってあんじゃん。あの粘土映画。そうそう“ウォレットとグルミット”って、あのクレーンアニメ。粘土をいじくって作ってくやつ。あれも、僕、大好きなんですけど。
 
『正しくは“ウォレスとグルミット”ですよん。私も大大大好きです』
でも、あの“モンスターズインク”とか“アイスエイジ”とか半端じゃねぇなっていう、そういう見方もしてるんですけどね。
ですが!が!が!が!が、しかし!(少し語りっぽく)最近ね、僕ね、ある一つのね、アニメにね、夢を見さして貰ったなって思ってるんですよ。ええ。タイトル、ここいらで言って良いですか?ちょっと待って下さい。(咳払いして)ちゃんとした声で言いたいんですよ、これ。(何かをグビグビ飲んで)では、発表さして頂きます。気分は、ちょっとキャメロン・ディアスの気分で言わして頂きます(咳払い)。

(♪荘厳なBGM・エコー)WINNER IS・・・・・・・・・“ONEPIECE”〜!

(♪BGM:きただにひろし“ウィーアー!”)
え〜、今、ラジオの前で笑ったヤツ、手ぇ挙げろ。ねっ、っていうか正座。今、笑ったヤツ、正座ね。車、運転中でも正座。え〜、僕の口から出た“ONEPIECE”って言葉を聞いて、多分ですね、小中高生諸君は、「なによ、木村、分かってんじゃん」っていう・・今ね、声には出ないかもしんないけど、ちょっとね、気持の中で「あれ?キムタク、何、分かってんじゃん“ONEPIECE”」みたいな。「見てんじゃん」っていう、ちょっと・・うん、目には見えないコミュニケーションが取れてるんじゃないかなあと、思うんですけど。
え〜、その“ONEPIECE”っていうのはですね、マンガ“ジャンプ”、“週刊少年ジャンプ”ありますね?あの“ジャンプ”でも大ヒット連載中らしいんですけども。僕ね、“週刊少年ジャンプ”で観るのは、あんま好きくないんですよ。先、行き過ぎちゃって。僕、単行本で観るのが好きなんですけど。まとめてね。で、そのね、現在は27巻まで出てんですけど、26巻がなんと!260万部ですよ。マンガで。単行本で。これ、日本記録らしいですよ。うん。あの、ちなみに、私達の“世界に一つだけの花”よりも、全然売れてますよね。当たり前ですけども。
も、僕はこのマンガから、ちょっと単行本の方からハマリまして。うん。正直ね、読む前、僕、去年の誕生日に、なんとですよ、30歳の誕生日の誕生日プレゼントに「オマエ、バカじゃねぇの?」っていう形でですね、僕の知り合いからですね、頭オレンジ色の放送作家がいるんですけど、鈴木おさむっていう、そいつが30の誕生日のプレゼントに、「拓哉、おめでとう〜。これ、プレゼント」って言われて、すっごいずっしり重かったから、「なによ〜、なによ〜」とか思って、すっごいわくわくして、バッて、その紙袋をバッて破ったの。っしったら、20・・6巻までか〜、6巻までのその“ONEPIECE”が入ってて、「なんだ、これ?」って、ま、正直、思って。「オマエ、フザケんなよ。な、いや、“魁!!男塾”だったら分るけど、なんなの?この“ONEPIECE”って」っていう気持でいたんですよ。ホントにね〜、正直、最初はバカにしてた。なんですが、う〜〜ん、そうだな〜、正直、1巻から・・4巻ぐらいまでは、もうカッタルくてカッタルくて、も、便所入った時しか読まねぇぐらいのマンガだったんですけど〜。
ま、お話は簡単に言うと、ワンピースっていうね、財宝を求めてルフィーっていう麦わら帽子被ったヤツがですね、海賊んなって仲間と一緒に旅をする話なんですけども。もうね、ここを捨てちゃいけないのが、セリフ。セリフ、これ、ホンットに「あっ、日本語って捨てたもんじゃねぇな」っていう気持になれますね。うん。確かにTVドラマを観たりとか、ありますよ。「あっ、素敵なセリフだな」っていうのあるんですけど、マンガの中 で語られるセリフって、なんであんなに良いんだろうって、俺、つくづく思いますね。うん。結構、印象的なセリフで残ってんのが、キャプテンウソップってのがいるんですけども、ま、これはね、あんまり大したヤツじゃないんだけどもね、中身が良いね、ウソップは。すんごいハートがイイヤツ。そいつが言うね、言葉でね、「仲間の夢を笑われた時は、男はひいちゃいけねぇんだよ」っていう言葉があるんですよ〜(すごく嬉しそう)。もう〜ね〜、仲間の夢を笑われた時は、男は、相手がどんなに強かろうが、自分は負けるって分かってても、仲間の夢を笑われた時は、ひいちゃいけねぇっていうね、言葉が出てくるんですけど、もう、そん時は「ヤバイ」っていう感じになりますね(笑い)。ホントに良い言葉を言うなあって思う。だから、確かに、なんていうのかな?ジーーンとしちゃったりしてる自分がいたりするんですよ。これが、また口惜しいんだよね。うん。なんか、そういう所で、結構、ホントにハマらされて貰ってるんですけど。
 
『ちなみに単行本の巻二十に出て来るシーンです』
いや〜、でもよく言うじゃないですか、大人が。「最近のね、若いヤツはマンガばっかり読んでっからバカになる」ってね、よく声を耳にしますけど。俺、そんな事ないと思うんですよね。マンガから何かを学ぶ事は出来ると思うんですよね。うん。だから、下手な道徳の授業をやるよりも、なんかみんなでマンガ1コに・・良いマンガを観る方が、俺、イイと思うんだけど〜。ま、それはね、先生のね、教育方針もいろいろあるだろうし、大変だと思いますけど。
最近、聞いた話なんだけど、日本のアニメがなんでこんなに世界的に注目されてるかというと、絵が綺麗とかじゃなくって、内容がやっぱすごいんですって。うん。で、どういう事かっていうと、外国のアニメっていうのは、やっぱりアニメーション=キッズ、FOR KIDSになっちゃうっていうか、子供が観るもの、ストーリーが案外単純だったりとか、内容が難しくないもの、が、多いらしいんですけど。これに対して、日本のアニメーションっていうのは、内容がしっかりしてるっていう。案外、大人も観れる。うん。で、アニメでも、なにかが伝わるというものを、創る為に、うん、制作者達が励んでいたっていうものがあるらしいんで。だからね、この日本のアニメっていうのは、世界的に認められてるらしいですよ。うん。で、この、ちなみにね、マンガにしっかり内容を入れて、マンガでも何かを伝えるようにしようよ、っていう姿勢を一番最初にマンガに持ち込んだのは、あの、みなさんもきっと御存じだと思うんですけども、手塚治虫さんらしいですね。うん。あの“鉄腕アトム”を生んだ、ね、の作者ですけども。ま、言い方変えれば、“千と千尋の神隠し”も手塚治虫さんっていう先駆者がいなかったら、生まれてないかもしれませんからね〜。うん。
 
『手塚治虫さんの“火の鳥”“アドルフに告ぐ”“ブッダ”“ネオファウスト(絶筆)”は、
  大人になってから読みました。これらは、どっちかっていうと、大人の方が楽しめる作品ですもんね』

え〜、今日はヒップホップの名曲でスタートしたこのWhat’sだったんですが、ここでも、もう1曲、名曲を紹介したいと思います。ヒップホップで初めて、チャートを騒がしたグループって、この人達だって知ってますか?みなさ〜ん。いきましょう。SUGAR HILL GANGで“APACHE”。

♪今日の2曲目 【SUGAR HILL GANG  APACHE】

ぅわいっ!って事で、聴いて頂いたのは、SUGAR HILL GANGで“APACHE”でした。

◆タイトルコール◆

まあ、今、流行ってるそのマンガを、30歳の自分が観て面白い!って事は、今現在、30になった僕が、昔観たアニメを今の若い人達が観ても面白いんじゃないか?って事ですよね、これ。言い方、返す様にしてしまうと。という事は、俺が昔ハマッてたアニメっていうのは、今、観直しても、俺ね、良いと思うんですよ。絶対に。うん。多分、若いみんなが、今観ても、「あっ、面白〜じゃん、これ」って、思ってくれるはずだと、思うんですよ。だから、勝手に、無理矢理、ここで紹介しちゃいます!
(エコー)私(わたくし)、木村拓哉が若いみなさんに、是非是非、観て欲しいアニメーションBEST3〜〜!!

(♪BGM:“GOOD LUCK!!”サウンドトラック)
え〜、これはですね、僕が昔ハマッて、いろんな事を学んだアニメを発表するので、みなさん、是非ですね、明日明後日、土日なんで、TSUTAYAさんに行ってですね、借りて観て欲しいと思います。

(BGMフェイドアウトして)では、いきましょう。木村拓哉がハマッた、みんなにも観て欲しいアニメ、第3位は!・・・・・・・“ニルスの不思議な旅”(エコー)

(♪BGM:加橋かつみ“ニルスの不思議な旅”)
まあ、あの〜〜、理由・・っていうのがですね、ま、ホントに僕が幼少時代、小学校の低学年かな?の時に、初めて、なんかオープニングの歌から魅せられてしまったマンガで。んで〜、まだその当時、ね、何々から配線を引っ張ってきてCDに、コンパクトディスクに音を録音するなんてなかったから、ホントにラジカセをですね、TVのスピーカーに近付けて、録音ボタンを「頼むから、みんな静かにしてて!」っていう、「オマエ、ホントに、一言も喋んなよ!」っていう次元の中で、うん、録音したのを覚えてるね。“ニルスの不思議な旅”のオープニングの歌を。うん。
 
『ちなみに作曲はタケカワユキヒデさんですね。今、聴き返してみると、まんまゴダイゴ風サウンドですなあ』
(口ずさんで)♪Oh,come on up Nils 旅に出かけよう 準備なんかいらない〜っていう、あの歌をダビングしてる時に、今っでも!覚えていますね、ウチのオフクロが掃除機かけやがったの。もう、ホントに喧嘩になりましたね。マジで。初めてかもしんない、オフクロとそんな険悪なムードになったの。うん。ま、そんなオフクロも、今日、4月18日、誕生日という事で、ええ、HAPPY BIRTHDAYなんですけども。
 
『お誕生日おめでとうございますです〜〜(^o^)』
ニルスっていうね、ホントにあの、悪さばっかりしてたね〜、男の子がね〜、魔法使いに、「お前、そんな悪さをしてるばっかりでダメだ」って言って、で、ちっちゃくさせられちゃうんですよ。魔法かけられて。うん。で、雁の群れと共に、世界を旅するっていう話なんですけど。これは、ホント、良い話なんですよ。(笑いながら)ホントに。これ、良い話だよ。最近、DVDにもなったらしいですね。(スタッフの返事?)はいはい、なってるそうなので、きっと、探せば!TSUTAYAのどっかにあると思いますね。

え〜、続いていきましょう。これ恥ずかしいね、案外。言ってくの。
私、木村拓哉がハマッた、みんなにも観て欲しいアニメ、第2位は!・・・・・・・“あしたのジョー”です(エコー)

(♪BGM:尾藤イサオ“あしたのジョー”)
僕が初めて、映画館に足を運んだ作品が“あしたのジョー”ですね。
 
『私は未見なのですが、検索してみました。1980年、81年に映画化されてますね。どっちの事かな?』
今でも覚えています。渋谷です。渋谷の駅前の東急文化会館。叔母さんに連れられて行きましたね。今でも覚えてんのが、僕も、観てる時にある程度、感動はしてたんですけど、連れてってくれた親戚の叔母さんが、ホント、号泣してるんですよ、俺の横で。ホンットに。俺、それが一っ番、印象に残ってて〜、「大人がマンガ観て泣いてる〜」っていうのが、すごい衝撃的でしたね。うん。ま、僕は、個人的には、“あしたのジョー”に出てくる矢吹ジョーっていう主人公がいるんですけど、僕、矢吹ジョー派じゃないんですよ、僕って。僕は、どっちかっていうと、力石徹派なんですけど〜。サブポイントキャラとしては、カーロス・リベラっていうね、パンチドランカーになってしまうキャラクターがいるんですけど〜、あの人も好きですね〜、僕。あの人がね〜、パンチドランカーになってしまって、シャツのボタンをね、はめられないシーンがあるんですよ〜。それをね、ジョーがね、「(舌打ちして)な〜にやってんだよ〜、おい。じゃ、貸してみ。俺がはめてやるよ」つって言って、ジョーがはめようとした時に、「・・・あれ?俺もはめらんねぇ」っていうね、あのちょっとね〜、あの心境を味わって欲しいね!ホントに。この土日に、ホント時間がある人は「うわっ。ひょうっとして、ジョーもパンチドランカーに・・」みたいな。あの気持、イイんだよなあ。う〜ん。
 
『多分、木村君や私らが観てたのは“あしたのジョー2”だと思うのですが、そちらは全47話で、
  旧作は全79話です。興味を持たれた方は、チャレンジしてみて下さい』

俺、ゴメンね〜。なんで、自分のドラマの話をしている時より、盛り上がってるよね。(笑いながら)マンガの話をしてる時の方がね。これ、ヤバイ現象ですよね〜。ええ、じゃ、ちょっと、ヤバイ事を悟られる前に、さっさといきたいと思います。

私、木村拓哉がハマッた、みんなにも観て欲しいアニメ、第1位は・・・・・・・“わが青春のアルカディア”(エコー)

(BGM:水木一郎“キャプテンハーロック”)
あ〜〜言っちゃった〜。あ〜、これ言っちゃった。長いよ、ゴメンね、こっから長いよ。(笑いながら)ホントに。あの、このね“わが青春のアルカディア”、まあ、主人公キャプテンハーロックっていう、まあ“ONEPIECE ”と一緒に、海賊なんですけどね。唯一、違うのは、地球上の海を旅する海賊じゃないんですよ。(嬉しいそうに)宇宙が海なんですよね。宇宙という海をさすらう海賊という、うん、キャプテンハーロックっていう登場人物が出てくるんですけど。そのハーロックが乗る船がアルカディア号っていうね。和訳すると、アルカディアっていうのは“理想郷”っていう意味なんですけど。ま、松本零士さんを、ここで俺はリスペクトしたなって言っても、過言ではないですね。まずね、松本零士さんのね、枝別れしてしまうと、まず“ヤマト”っていうのがありますよね、“宇宙戦艦ヤマト”。“宇宙戦艦ヤマト”ってのを書いたんですけどね。で、有名なのが、その後に、“銀河鉄道999”っていうのがありますよね。でね〜、またね〜、良い具合に、この“銀河鉄道999”、そして“宇宙戦艦ヤマト”、“女海賊エメラルダス”、そして“宇宙海賊キャプテンハーロック”、このまあね、“わが青春のアルカディア”っていうのがね、上手〜い具合にね、作品の中でね、なんていうのかな?リンクしてくっていうか、同じ宇宙、一つの宇宙の中での出来事なんだなっていうのがね〜、要所要所でね〜、掠ってんのよ、イイ具合に。も、これ最高ですよ、ホントに。びっくりするから。
まあ、今、俺のこの喋ってる事を、「オマエ、バカじゃん。何、言ってっか分んねぇよ」っていう方は、も、是非!観て下さい。俺が、こんだけ興奮してる理由が、多分分かってくれると思うんですけど。でも、大変じゃないですかね〜。“宇宙戦艦ヤマト”と“銀河鉄道999”と“女海賊エメラルダス”と“わが青春のアルカディア”を、全部観なきゃ分んないですからね、これ。夏休みぐらいまで、ひょっとしたら、かかっちゃかもしれませんが、ゴールデンウイークっていうのがありますからね、みなさん。これ、マジ、ちょっとマジで、ホント観て、リスナー。
 
『検索してみました。“宇宙戦艦ヤマト”が(1)全26話(2)全26話(3)全25話
  “宇宙海賊キャプテンハーロック”全42話“わが青春のアルカディア”全22話
  “銀河鉄道999”全113話。“女海賊エメラルダス”はTVシリーズは無かった様です。
  他にも、映画版やらOVAやら諸々が出てるらしいので、これを全部網羅するとなると・・・
  気が遠くなっちゃいますね〜。夏休みまででも辛いかも(^_^;)』

◆タイトルコール◆

(♪BGM:“世界に一つだけの花”)
というわけで、みなさんからのFAX、募集しております。というわけでって、どういうわけだ。番組の感想、苦情、そして“ONEPIECE”を観た感想、え〜“ONEPIECE”の苦情は、受け付けません。というか、認めねぇ。なので、是非、そこんとこ間違いなく、送って欲しいと思います。

◆宛先紹介◆

じゃあ、今日はちょっとね、アニメの話、盛り沢山だったんで、ここは一つ、(咳払いして)アニメの中のキャラクターでお別れをしたいと思います。それでは、来週のこの時間までWhat’s U〜p!木村拓哉でした。

「(物真似で)おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、おいっ」

これ、“千千尋(せんちひ)”のダルマね。


かなり!熱く語ってくれてましたね〜。ホントに好きですなあ。What’sで挙った作品は、私も結構観てます。でも、私の好きな路線とは、ちょっと違うかも(^_^;)。“男の世界”みたいなストーリーは、ちょっと苦手だったので、例えば、松本零士さんの作品なら、やっぱり“銀河鉄道999”が一番ハマッてたかな?
昔のアニメは、子供向けだからといって、制作者側は変な手加減なしで視聴者にメッセージを送ってたし、子供も子供なりに、そういうのを感じ取っていた気がします(と、比較出来る程、現在のアニメには詳しくないのですが(^_^;)。
で、“ONEPIECE”は、私もお薦めですね。ウチにも全巻あります。面白いですよ〜。バカバカしいキャラクター満載なのも、ポイント高いです。
アニメやマンガに限らず、音楽や映画とかもそうですが、名作っていうのは時間が経っても風化しないですよね。昔のレコードを聴き直したり、マンガや映画を観返してみても、改めてそのスゴさに圧倒させられたり、感動したりします。木村君も取り上げてた“STAY GOLD(byスティービー・ワンダー)”という言葉を思い出した今回のWhat’sでした。
では、また〜。
from marico


4/11

第405回 No.88 meron


★ 4月11日 “世界に一つだけの花見”の巻 ★


★ 拓のおへそ ★
“世界に一つだけの花”にまつわる業界の人だけが知ってる話

★ 今日の拓つぼ ★
戸張さんが無断欠席で罰ゲームは無し
“世界に一つだけの花”は、視聴率が上がる珍しい歌?
発売5週目で155万枚、今のところは今世紀最大のヒット!
これって“チェッコリ”じゃない?
OL・女子大生も振りつきで歌う“世界に一つだけの花”
振りつけ師のkabaちゃんにも報告

今日はですね、世界に一つだけの花見!え〜このスタジオで花見します。その為に今日は、いつもとは違うスタジオでお送りしてます。これ、(ここからが下に続きます)すごいですよ、すごいですよ、なんとここのスタジオって禁煙じゃないんですよ。これスゴイでしょう?これ拍手ですよ、これ。(拍手)これTOKYO−FMの、いつものね、こっから歩いて約50歩ぐらいのTOKYO−FMのスタジオって、絶対もう火気厳禁じゃないですか。でも、こ〜のスタジオはね、もう例えばこうやって(煙草をくわえながら)煙草を出して、でこうやってね(カチっとライターの音)ジッポでこぅ(ライターを閉じて置く音、煙草を一服)ふ〜〜〜っ、ね、こうやってもミキサーさん全然フツ〜の景色を見てる様な感じ。(スタッフの笑い)ってゆうか、ミキサーさんももしあれだったら吸っちゃおっかなぁ、ってゆうぐらいの(フク「おぉ」)感じで、サブで今居ますけどぉ。あ、もし良かったら福島君も、こうゆう。(フク「あ、僕も・・・」)ええ、ええ、。是非是非(フク「じゃあ、ちょっと」)ええ、じゃあ、火、付けさせて頂きます。(ライターの音、おさむの笑い)どうも、ヒカルで〜す。(フク咳込む、おさむ・後藤の笑い)はい、ってゆうことで。それでは皆さん、お花見なんで、早速ね、乾杯に移りたいと思います。じゃあ、乾杯の音頭はですね、構成作家の、じゃあ鈴木おさむさんに。

鈴木「はい」
拓哉「ええ」
鈴木「ご僭越ながら」
拓哉「あぁ」
鈴木「ええ、(笑いながら)乾杯の音頭を・・・」
拓哉「あんまりこうゆう、あんまりそうゆうセリフを言った事無いでしょう?」
鈴木「言った事無い、言った事無い、初めて言ったかもしれない」(皆の笑い)
拓哉「お忙しい中、とか言った事無いでしょう?」
鈴木「言った事無い、言った事無い」
拓哉「お集り頂き、とか」
鈴木「うん、いつも遅れて来るタイプだから」
拓哉「あぁ、そうかそうか」
鈴木「え〜それでは、乾杯の音頭をとらして頂きたいと思います」
拓哉「おぉ!(トーン高く)よぉっ!おぉっ!とか言うんでしょう、こうゆう時って」
鈴木「そうそうそう」
拓哉「ね、はい」
鈴木「え〜それでは、乾杯!」(缶を開ける音)
拓哉「うわっ、すっごぃ・・・」
鈴木「はい、かんぱ〜い」
フク・後藤「かんぱ〜い!」
拓哉「(だるそうに)かんぱ〜い・・・男しかいね〜よ(舌打ち)」

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

まあ、花見と言えば、花ですね。とゆうことで、今日のWhat’sは今世界で最も輝いている花の様な女の子二人組、この曲をいきたいと思います。t.A.T.u(タトゥー)“NOT GONNA GET US”

♪今日の1曲目 【t.A.T.u  NOT GONNA GET US】

あのね〜、今日はね〜なんとビクターのあの戸張さんが無断欠席してるらしくて、(スタッフ「ああ、ホントだ」)椅子一個空いてるんですよ。ヘッドホンも一個余ってんですよ、良くないよね?これ罰ゲームがあるってゆうの内緒にしてたんですけど、これどっかで耳にしたんですかね?来てませんね、今日。ってゆうか普通に来なくなってない?あの人。(フク「最近来ないですね」後藤「フェードアウトしたと思います」)じゃあ戸張さんが居ないんで、今日は罰ゲームは無しで楽しくやりましょう、花見を。気軽に。(フク「はい」)
 『ん?ってことは、もとから戸張さんが罰ゲームするはずで始まる予定だった?』
この世界に一つだけの花見・罰ゲーム(無し)はですね、ずばりどんな企画かと言いますと、“世界に一つだけの花”にまつわる業界の人だけが知っている話、これを僕に教えてもらいます。マネージャーの福島君だけが、構成作家の鈴木おさむだけが、そしてビクターの後藤君だけが知っている“世界に一つだけの花”にまつわる話をですね、僕にプレゼンしてもらいます。いいですか皆さん、準備の方は。よろしいですか?(皆「はい」)ちゃんとあの〜聴いてる、このね、What’sのリスナーが“へ〜〜”って思える話ね、“へ〜〜”って。
じゃあ、いきましょう。“世界に一つだけの花見”、話を始める前に、じゃぁもう一杯ひっかけましょうか?(フク「あ〜」)これちょっと度数高いから(酔った口調で)大丈夫かな〜これ最後まで(みんなの笑い)、(フク「ちょっと〜」)ひょっとしたら最後、口が回ってないかもしれないけど、(普通に)行きましょう〜!かんぱ〜い!(皆「かんぱ〜い」)え〜今日は楽しく行きたいと思います。(冷たく)聴いてるか、戸張。
 『ふふふ、戸張さんがいなくて淋しいの?』

◆タイトルコール◆

(♪リズムを刻むBGM)
東京の花見はもう終わったね、このあいだの雨で。雨と風で。一気にもう花びらの方は散ってましたけども、アスファルトの方に。あらためてじゃぁ、ご紹介をお願いします。

鈴木「はい、放送作家の鈴木おさむです」
後藤「ビクター後藤です」
フク「マネージャー福島です」

はい、え〜まあ、そして木村拓哉。この自分を含めた、たったの四人ってゆうね(フクの笑い)。この四人の花見が全国38局ネットで流れてしまうとゆう恐ろしいこの世の中ですけども。まあホントにねえ、実際に花もですねえ(フク「ホントに」)、ウーロン茶の何かわけわかんない缶からに入ってる花が(笑い)、これ花見をする花じゃ無いですよねえ、これ。(後藤の笑い、フク「あ〜」)ヒマワリが(後藤「はははは」)・・・二本、でぇ咲く前の菜の花みたいな奴が何かねぇ一束、で、これも咲く前のこれカーネーションですかねえ?(フク「あ〜」)何でカーネーション観ながら花見すんの?(フク「季節感が・・・」)無いですねぇ、あんまりねえ。
さっそくいきたいと思います。じゃあ、構成作家の鈴木おさむが知っている、“世界に一つだけの花”にまつわる話、教えて下さい。(BGMフェイドアウト)

鈴木「はい、え〜僕はですねえ」
拓哉「はい」
鈴木「“世界に一つだけの花”とゆう歌が」
拓哉「はい」
鈴木「え〜聴きたいだけの歌じゃなくて」
拓哉「ええ」
鈴木観たい歌だという話を」
拓哉「観たい曲?」
鈴木「そう、これどうゆうことかと言うと」
拓哉「はい」
鈴木「やらしい話ですけど、視聴率ってゆうのがね」
拓哉「はい?」
鈴木「出るじゃないですか?(拓哉「はい」)テレビ番組って」
拓哉「あ〜〜〜、そうですねぇ、ええ」
鈴木「ね?出るじゃないですか、それで」
拓哉「くされパーセンテージですね、はい」
鈴木「そうそう、くされパーセンテージ。で、毎分視聴率ってゆうのが出るんですよ」
拓哉「はい」
鈴木「例えばスマスマで言うと、まあ一分毎に視聴率って出てるわけですね」
拓哉「はいはいはい」
鈴木「で、ビストロでこぅ上がってるとか」
拓哉「はいはい」
鈴木「このコントでちょっと下がっちゃったとか」
拓哉「あららら、ちょっとドキッとすんな〜、それ」
鈴木「そうすればね、え〜とCMになると、ちょっと下がっちゃったとか(拓哉「ほ〜」)
   わかんないんだけど、こぅ上がったとか下がった・・・」
拓哉「♪セラシーン、とかやってる時ですね」
鈴木「いやまあまあ、それはね、それは上がってるけど、ガーガー上がってるけど」(後藤の笑い)
拓哉「いや〜それはいいんですね、あぁ」
鈴木「ガンガン上がってるけど」
拓哉「いや、♪セラシーン、は上がるでしょう?」
鈴木「(笑いながら)上がる上がる、もう」
拓哉「あれは〜ねえ、もうちょっと上までカメラをパーンアップしてくれってゆうぐらいの
   コマーシャルだからね」
鈴木「うっふふふふふ」
拓哉「♪セラシーン・・・はい・・・はい、ごめんなさい」
鈴木「そいでね」
拓哉「はい」
鈴木「その〜まぁ歌とゆうのは(拓哉「うん」)基本的に視聴率は下がるといわれてるんですよ」
フク「ほ〜」
拓哉「あ、そうなんですか?」
鈴木「うん、それはどんな良い曲であろうと、どんな売れてる曲であろうとも(拓哉「うん」)
   ビッグな人でも」
拓哉「うん」
鈴木「トーク部分が上がって(拓哉「うん」)歌になると下がったりとかするのがこぅ現状なんですよ」
拓哉「HEY!HEY!HEY!のトークが上がったりとか?」
鈴木「まあ、それはどうかはわからないけど」
拓哉「はい」
鈴木「で、スマスマで、まあ過去何度か」
拓哉「うん」
鈴木「その〜ゲストによって」
拓哉「うん」
鈴木「上がったりとか」
拓哉「うん」
鈴木「する人もいたんだけど、んでも基本はね、スマスマの歌でも」
拓哉「うん」
鈴木「やっぱり毎分(視聴率)はそこであんまり上がらないとゆう」
拓哉「あ〜そうなんだ」
鈴木「うん、そんなにね」
フク「ふーん」
拓哉「あ、じゃあ歌辞めよう?」
鈴木「いやいや辞めない辞めない、いやそれは番組として」
拓哉「ああ」
鈴木「それを観たい人もいるわけですよ、やっぱり」(スタッフ「全体のバランスだから」)
拓哉「あ〜全体のバランスとしてね」
鈴木「スマスマ、もう七年、丸七年、八年目、一応」
拓哉「八年目に突入しましたね」
鈴木「で〜、なんと、毎回拓哉「うん」)視聴率が上がる歌。初めて」
後藤「へ〜」
拓哉「“世界に一つだけの花”?」
鈴木「そう」
拓哉「あ〜そうなんだ」
鈴木「すっごい上がるの、ぐわって」
拓哉「じゃあ、もう辞めようぜ(笑い)」
鈴木「いやいやいや・・・」
後藤「いやいや」
鈴木「せっかく上がって来たんだから」
拓哉「え?逆か」
鈴木「逆、逆」
拓哉「逆か、そうか」
鈴木「もっともっと」
拓哉「もっとか」
鈴木「そう」
拓哉「え、そうなの?」
鈴木「で、それは他の歌番組でもそうらしいの」
拓哉「えっ?」
鈴木“世界に一つだけの花”ってゆうのは拓哉「うん」)視聴率が上がる歌だって」
フク「へ〜」
拓哉「ほ〜」
鈴木「ってゆうことは、(拓哉「うん」)聴きたい曲でもあるけれども」
拓哉「うん」
鈴木「SMAPが歌ってる姿を観たい曲ってゆうのが、すごく珍しいと」
拓哉「え?恐い物観たさで?」
鈴木「いやいや、(笑いながら)違う違う違う違う」
拓哉「お〜今日は、お〜みんなナマでいってるぞ〜!ってゆうこう」
鈴木「はははは、違う違う違う」
拓哉「うぉ〜、何処ではずすんだ〜おい、みたいな」
鈴木「福島君、笑いすぎだよ(笑い)」
拓哉「おまえが何で一番笑ってんだよ!」
フク「いや、笑ってませんよ」
拓哉「笑ってんじゃんよ、一番。なに笑い堪えてんだよ」
フク「いや〜そう・・・」
拓哉「ああ、そうなんだ」
鈴木「そう、だからこれねえ、数がね、(拓哉「うん」)そのすごい売れてるとか言うけどもぉ」
拓哉「うん」
鈴木「僕が、そのテレビの(拓哉「うん」)人から言うと、それがものすっごいびっくりすることなの」
拓哉「気づいてんのかなあ。みんな、そうゆうのは。業界の人たちとか」
鈴木「あのね、自分の番組で歌ったりとかしてる人は(拓哉「あ〜」)
   SMAPが出て歌ってる人は皆、驚くね」
フク「ふ〜ん」
拓哉「へ〜」
鈴木「すごい上がるって」
拓哉「出ようぜ・・・夜ヒットとか」
 『古い・・・夜のヒットスタジオね・・・知らない子、いっぱいいるよ、きっと』
フク「夜・・・(笑い)無い、無いです」
鈴木「あははは、無い」
フク「もう無い、無いです、それは」
後藤「(笑う)」
鈴木「無いから」
拓哉「スペシャルとかよくやるじゃん」
鈴木「あはははは」
拓哉「トップ10とかさあ」
後藤「トップ10」
フク「トップ10」
拓哉「あと藤原紀香のとかさあ、今田さんがやってる“FUN”とかさあ(フク「あ〜」)
鈴木「はっはっはっは」
拓哉「“FUN”“FUN”“FUN”
   あの紀香ねえさんが未唯(みい)の時に限ってパンツルックじゃ無い時」
フク「ははは」
拓哉「未唯の限って・・・スリットがちょっと深めの時に限って出ようよ」
 『よくテレビ観てるねえ〜』

じゃあ続いて、ビクターの後藤君に(後藤「はい」)お願いしたいと思います。お願いします。

後藤「あの〜僕はビクター、レコード会社なんで(拓哉「うん」)
   あの、まあレコード会社的な(拓哉「はい」)あの〜まあ、平易な話といいますか」
拓哉「はい」
後藤「あ、そうなんだ〜ってゆう、ちょっと一応データーベース・・・」
拓哉「うわっ!すげ〜何か出てきたよ!なんか出てきたよ!」(みんな騒ぐ)
鈴木「出てきた」
フク「うお〜い」
後藤「一応データー的にオリコンさんに電話しまして」
拓哉「うん」
鈴木「すっごい電話してたもんね、さっきね」
拓哉・フク「ははは」
後藤「今回のシングルについて、あの〜ちょっと状況を聞きました」
拓哉「はい」
後藤「一応14日付とゆうことになりますけども(拓哉「はい」)
   あの〜シングルがまた帰り咲きで、トップになりまして、一位になりまして」
フク「あら」
拓哉「ええっ?」(誰かの拍手)
後藤「SMAPのまた“世界〜”が、また一位に帰り咲きました
鈴木「うん」
後藤「一度B’zさんに、こぅあけ渡した一位を又こぅ・・・」
拓哉「え?また・・・なったの?」
後藤「そうなんですよ、そうなんですよ。で、今回いい状況で、オリコンさんの
   数字でも155万枚の消化ってゆうふうに今、数字出てるんですよ」
拓哉「え〜又それのっけてんじゃ無いのぉ?」
後藤「いやいや、のっけらんないですよ、これオリコンさんの」
フク「それは無い、それは無い」
拓哉「もうすぐにビクター50万枚とか買っちゃうからな〜」
後藤「いやいやいや、そんなことないですよ、ホントに」
鈴木「はっはっはっは、そんなことしないしない、そんなことしない」
後藤「で、あの“夜空〜”と“らいおんハート”ですごい売れましたよね、で〜」
拓哉「はい」
後藤「“夜空〜”が150万枚越えたのって11週目なんですよ」
拓哉「はい」
後藤「んで“らいおんハート”が21週目で150万枚越えたんですよ」
拓哉「はいはい」
後藤「今回“世界〜”は・・・」
拓哉「はい」
後藤「え〜っと5週目で150万枚を越えたってゆうのは、これ驚異的な事だな〜と」
拓哉「相当ジャニーズ事務所、買ったんだろうなあ」
鈴木「買ってない、買ってない、買ってない」
フク「いやいやいや」
鈴木「世の中の人が買ってるんだから」
フク「世の中の、ホントに皆さんに買って頂いた」
拓哉「うっそ〜」
後藤「そうなんですよ」
拓哉「そんなに、えっ、5週目でいったんだ」
後藤「そうなんですよ」
拓哉「で、しかも、だって一回ね、B’zさんがワ〜ッてなったじゃないですか」
後藤「一位を取ったじゃないですか・・その後、また帰り咲いて。
   で、21世紀(に)入ってから、今この150万枚越えたシングルってゆうの
   まだたった一つなんですよ」
拓哉「えっ!」
後藤「この“世界に一つだけの花”だけなんですよ。ってゆうことは、
   今世紀最大のヒットなんですよ、この曲が」
フク「うぉ〜・・・」
拓哉「今世紀っつっても、まだだってそんなに経ってないじゃない、だって」
鈴木「あはははは」
後藤「いやいや、いやいや」
拓哉「どんどんそんなん抜いてかないと、そんなん」
後藤「でももう、今まさに」
フク「一番!」
後藤「今世紀最大のヒットです」
拓哉「いやこれメンバーにも言うべきだと思うよ、いろんな情報とか。
   俺だってメンバー全員含め、そうゆう境遇に置かれてる人たちだとは
   多分、認識してないと思うもん」
鈴木「みんな意外と気づいてなさそうだよね」
拓哉「うん」
鈴木「すっごい売れてる事に」
フク「あ〜」
拓哉「全然気づいてない」
鈴木フク「あはははははは」
拓哉「いや、気づいてないプラスアルファー、だって毎回、歌
   “はい本番いきま〜す、本番10秒前、8、7”ってやってる時に、結構他のメンバー
   “なんだっけ?歌詞、歌詞、なんだっけ?歌詞なんだっけ”とかゆってる・・・」
鈴木「そんなこと無い、そんなこと無い、そんなこと無い」
フク「そんなこと無い、それは聞いたことない」
後藤「そんなことは無い」
拓哉「多いよ・・・」
後藤「そんなこと無い」
拓哉「このあいだカウントダウンTVの、だって、あん時も、中居が
   “おい、歌詞持って来いよ〜”とか言って・・・言ってたじゃん、だって」
鈴木フク・後藤「そんなこと無い、そんなこと無い、そんなこと無い」
拓哉「プロデューサーのあべさんが、“おい歌詞〜!”っとか言って・・・」
後藤「いやいやいや・・・」
フク「酔ってます」
拓哉「誰が?」
フク「もうちょっと酔ってますよ」
後藤「もう抑えた方がいいんじゃないですか?」
拓哉「だってこれ、お茶じゃん」
フク・後藤「いやいやいや・・」
鈴木「酒は飲んでも飲まれるな、ね」
後藤「そうだよね」
拓哉「いや、ノン・・・ノンアル(コール)でしょ?これ。0パーセントだよ」
フク「へぇ〜」

あ、ごめんね。じゃあちょっと酔いざましに、ちょっと曲を一曲はさみたいと思います。え〜じゃあここで一曲。オープニングが世界的に大ヒット中の女の子の二人組だったんで、じゃぁここでは日本で注目されている女の子二人組の曲をいきたいと思います。これ、すごいですね〜・・・HALCALI、“エレクトリック先生”

♪今日の2曲目 【HALKALI  エレクトリック先生】

(不満げに)え〜っと聴いて頂いたのは、HALCALIってゆう二人組で“エレクトリック先生”ってゆう曲らしいんすけど、なんか今さあ、聴いたことあるフレーズ出てこなかった?曲(の)中で♪チェッチェッ、テレッ、ツテッテレッタ〜ツゥテンツテンテン、ってあれってさ〜、なんかさ〜スマスマでやってない?(みんな口を揃えて「そんなこと無い」)で、スマスマでやって、そのスマスマのエンディングトークで、なんか木村拓哉ってゆう方が、なんか言った幼少時代の話を元にしたコントがあるよね?で、その中で流れてる曲が、なんかやたらとメロディーラインとしてこれ出てきてなかった?(鈴木「気のせいじゃない?」)
 『ホントホントだ〜!!』
なんでこれ“エレクトリック先生”ってゆうっタイトルなの?これ、“チェ・チェッコリ”ってゆうさぁ、あのさあ、れっきとしたさぁ、(後ろで他の3人がブツブツ言っています)なんか、あれ何語だ?あれ。何語なの、アフリカ語だっけ?(鈴木の笑い)なんか、すごい・・・なんか、なんだよ、そのなんか微妙な空気はよ〜(鈴木「気のせいだよ」フク「気のせいだって」)。いいよ、もう。
 『あ〜すねたヨ』

◆タイトルコール◆

世界に一つだけの花見。え〜ちょっと続いて、おさむ来て、後藤君来たから、じゃあ残るは締めですよ、締め。(フク「はっはっは」)大トリ!飾って頂きたいと思います。マネージャーだけが知ってる“世界に一つだけの花”にまつわる裏話、どうぞお願いします。

クフ「まあ、これは」
拓哉「♪チェ、チェッコリ〜、チェッコリ・・・」
フク「いやいや、それはもう」
鈴木「それはチェッコリだもん、それはチェッコリ」
フク「チェッチェッコリ、チェッチェッコリ、ああ、それはチェッコリ、それは良い歌」
拓哉「どうもね〜気になるんだけどねえ」
フク「いやいや、別物」
拓哉「まあ、いいや。オッケー、オッケー。どうぞ」
フク「えっとですね、これはマネージャーの僕だけが知ってるんですけどぉ」
拓哉「はい」
フク「えっと、まあ今ドラマ終って、まぁだいぶ暇になったんで〜」
拓哉「はい」
フク「よく飲み会とか行くんですけどぉ」
拓哉「誰が?」
フク「あ、まあ僕が」
鈴木「ふん、ふん」
拓哉「飲み会って?」
フク「まあ、普通に」
後藤「コンパ?」
拓哉「それ洋服着てんの?みんな」
フク「あ、もう着てます、着てます」
鈴木・後藤「ははは」
フク「洋服は着てます」
拓哉「あ、そう」
フク「はい、着てます」
拓哉「要するに誰が居んのよ」
フク「まあ、男と女の・・・飲み会」
鈴木「ははは、男と女・・・」
後藤「ははは〜、やらしい」
拓哉「は〜・・・へ〜、それで?」
フク「それで行くとですね、すぐラオケとかやったりすると、皆すぐこれを入れるんですよ」
拓哉「カラオケで」
フク「ええ、それで驚く事に、OLも女子大生も皆そうだったんですけど(拓哉「はい」)
   皆、振り付きで歌えるんですよ。振りができるんですよ、皆」
拓哉「うっそ」
フク「ホントに、これすごいですよ、ホントに」
後藤「へ〜」
拓哉「いや、おまえはできんの?ところで」
フク「いや僕できなくて〜」
拓哉「なんでオマエができないんだよ〜」
後藤「はははは」
拓哉「ライブのリハからずっと居るでしょう、あんた」
フク「いやそうなんですけどね〜、こぅ・・・」
拓哉「でもライブ中な〜、メンバー楽屋でメシ食ってっからね〜野球中継見ながらね〜」
フク「いやいや」
拓哉「で、まあ、いいや。その振りの話はいいけども、そのだから飲み会の後はどうなってんのよ」
フク「えっ、後・・・後・・・」
拓哉「だ(から)、この曲を歌うわけでしょう?カラオケで振り付きで」
フク「そうですね、みんな、ええ、ええ」
拓哉「で、その振り付きで歌って、まぁ何曲か歌って」
フク「ええ」
拓哉「じゃあもうそろそろさぁ、喉も疲れたしさぁ、まあカラオケボックスに
   こんなに居るのも何だからさ〜ってゆうと、あとはどうなるわけよ?」
フク「次、俺のマイクいく?ってゆう」
鈴木後藤「ふふふ」
拓哉「なるほどね・・・あ、ありがとうございました」
鈴木後藤「ははははは」
フク「あ、(笑いながら)すいません」

まあね、世界に一つだけの花見、相変らず続いているわけなんですけが、ここでですね、ちょっとあの〜、ねえ!こんなスタジオで・・・花、実際に置いて、ちょっと飲物あけても野郎ばっかで、ちょっとむさ苦しいんで(フク「そうですね」)、女っ気ってやっぱ必要じゃないですか?(フク「ほぉ、必要ですね」)必要でしょう?(フク「はい」)だからですね、ちょっとあの、この人に(フク「おっ」)電話してみたいと思います。

(電話の呼出し音)
男性「もしもし」
拓哉「ああ、全日空の新海です」
男性「あ!新海さ〜ん!」
拓哉「そう、もしもし」
男性「探したよ〜、また羽田空港、こないだ〜」
拓哉「あぁ、馬鹿じゃな〜い、もう終わってるよ」(みんなの笑い)
男性「知ってるけど、あれ終わってほしくなかった、すっごい」
拓哉「いや、それはもうホントにあの〜この間もリハーサルの時に、熱〜く僕の目を
   見ながら言ってたけども」
男性「うん」
拓哉「もう一度、はっきりと、お名前のほう、よろしいですか?」
男性「わたくしですか?」
拓哉「はい」
男性「kabaです」
 『お馴染み、元dosの椛島永次さんですね〜』
拓哉「最近、“笑っていいとも”出てるでしょう?」
kaba(以下ka)「あ・・・多分それ、私だと思います」
拓哉「そうだよね。“(踊る!)さんま御殿!!”にも出てたよね?」
ka「はい。(笑って)多分それも私だと思います」(おさむの笑い)
拓哉「だよね〜」
ka「はい、出させて頂いております」
拓哉「いや今ちょっと花見をしてて、女っ気が足りないんで」
ka「あっ!!」
拓哉「ちょっとあの電話しちゃったんだけど」
ka「あ、ごめんなさ〜い」
拓哉「うん」
ka「丁度今、(拓哉「うん」)鏡を見ながら練習してたの」
拓哉「えっ、何を?」
ka「女っ気、足りないかな〜最近、とか思って」
拓哉「あ、ホント?」
ka「うん、偶然」
拓哉「ってゆうか、ここではっきりしときたいんだけど」
ka「はい」
拓哉「どっち?」
ka「(笑って)どっちってゆうのは」
拓哉「どっちなの?」
ka「どっち?」
拓哉「うん」
ka「性別?」
拓哉「性別はどこにマルするの?」
ka「一応今まで、一応、男のほうだけど(拓哉「うん」)女寄りの男のところによく
   チェックしてたけど」(みんなの笑い)
拓哉「あ〜あ〜寄ってるんだ」
ka「寄ってる、真ん中じゃなくて」
拓哉「寄ってる・・・なるほどね、なるほど」
ka「ちょっと、うん。海外とか行く時も(拓哉「うん」)femaleの様なこぅ・・・
   maleって書かなきゃいけないじゃない?確か」
拓哉「うん、うん」
ka「どうしても、fから書きたくなるの。別に女性になりたいわけじゃないんですけど」
拓哉「もうなってるからね、十分ね」
ka「あ?は?」
拓哉「いやいやいや」
ka「でも足りないんですよね、最近」
拓哉「いや、そんなことないですよ、もうあなたが居なかったらSMAPのコンサートも
   成り立たないぐらいの存在
ですからね、もう今は」
ka「ま〜たもぅ、いいえ〜、もぅ、みんなから・・・」
拓哉「もうホントに、もうスマスマから何からもぅ、うちらの振りつけに関しては最近
   もうホントにお世話になってますけどもぉ、最近ね」
ka「ああ〜っ!!もうそんな・・・」
拓哉「最近ね」
ka「言わないで、涙が・・・」
拓哉「もぅ、うっせ〜よ!オメェ」(みんなの笑い)
ka「涙が出て来ちゃう」
拓哉「ほんでねえ、最近ねえ、ちょっとあの僕に対して、いろんな方から」
ka「はい」
拓哉「あの〜、ってゆうか今実はラジオ中なんだけどぉ」
ka「あっ・・・こんな話、しててよかったの?」
拓哉「えっ?」
ka「こんな話、しててよかったのかしら、あ〜」
拓哉「だからホラ女っ気が足りないから電話しちゃったのよ」
ka「あ、すいません」
拓哉「そう、それで番組に対して、最近すごいあるFAXが多いので、電話させてもらったんですけど」
ka「わたしFAX・・・わよ」
拓哉「えっ?」
ka「わたしFAXしてないわよ」
拓哉「いや、それはわかってるよ。あなたがしてるのはファックだけでしょう」
ka「(小声で)ちょっとそれはひどい・・・ないんじゃない?」
拓哉「いや、花見・・・花見なんだから、ね(咳)」
(みんなの納得したような声)
拓哉「あのね」
ka「はい、はい」
拓哉「“世界に一つだけの花”の振りつけって、手話っぽくて、とってもいいですね。
   ってゆうのが、多いんですよ」
ka「あ、はい・・・あ〜ら」
拓哉「うーん」
ka「でも、覚えてるかな〜拓哉くん」
拓哉「なに?」
ka「このアルバムバージョンで最初、曲もらったじゃない?」
拓哉「あのコンサートでやった時ね、“Drink!Smap!”でね」
ka「そうそうそう、コンサートのリハーサル前に」
拓哉「うん、うん」
ka「で、拓哉君に(拓哉「うん」)相談したんだよ、確か」
拓哉「そう、された」
ka「で、どんな感じで振りつけしようかな〜みたいな(拓哉「うん」)確か。
   で、それで、じゃあこの曲でなんかガンガン踊るのは違うな〜っとまず思ったしぃ」
拓哉「うん」
ka「そこでぇ拓哉君とその話をした時に(拓哉「うん」)、そうゆう手話じゃないけどもうちょっと
   手振りでみんなでってゆうところにポイントを置かせて頂きました、まず」
拓哉「あれ、なんか即興だったよね」
ka「そう、あん時ね」
 『はい、この話は2002年10月4日の放送でも触れていますね』
拓哉「なんかすごいらしいよ。福島がね、飲み会を、合コンとかやって」
ka「いや〜っ!」(みんなの笑い)
拓哉「カラオケに行った時に、みんなしてこの“世界に一つだけの花”を歌ってくれるんだって
   カラオケで、OLの女の子とかが」
ka「うんうん、へ〜」
拓哉「で、それでびっくりしたのが、福島が全然覚えてない、そのあの振りあるでしょう?
   手振り」
ka「うんうんうん」
拓哉「あれを、要は一般のOLの女の子とか、大学生の女の子がカラオケで自分らで歌いながら
   あの手振りをみんなできるんだって」
ka「え〜っ!!超うれしくな〜い?」
拓哉「超うれしくな〜い」(みんなの笑い)
ka「え〜っ、すご〜〜い」
拓哉「そうみたいなのよ」
ka「すご〜い、いや、なんか」
拓哉「だからねえ、その一応ね振りつけをやってくれた、ちょっとkabaちゃんにも
   報告しなきゃな〜と思って、そうなんですよ」
ka「あぁ、ありがとうございます〜、すっごいうれしい」
拓哉「じゃあ、今日はあの〜ホントにいろんないい話がkabaから聞けたんで
   一緒に曲を聴いてもらいたいと思いますので」
ka「うわ、いいんですか、はい」
拓哉「じゃあ、kabaちゃんの方から曲紹介、お願いします」
ka「(女っぽく)それでは聴いて下さい。
   SMAPで、“世界に一つだけの花(シングルミックス)”です、どうぞ」
拓哉「(うれしそうに笑う)」

♪今日の3曲目  【SMAP  世界に一つだけの花(シングルバージョン)】

拓哉「あとね、FAXで、
   “SMAPのコンサートのダンサーをやりたいんですけど(ka「ひえ〜っ!」)
   どうやったらSMAPのコンサートのダンサーになれますか?”ってゆうFAXも
   結構来てるんですよ」
ka「どうしたらいいんですか、こうゆう場合」
拓哉「kabaちゃんがオーディションする時に、どうゆう所を見て、SMAPのコンサートの
   ダンサーに選ぶの?」
ka「うん、わたくしはですねぇ、(拓哉「うん」)
   あのやっぱり、意外と(拓哉「うん」)自分の感性って、意外と信じてたりする所があって」
拓哉「おぉ」
ka「こぅ常にダンスに関しては特に。(拓哉「うん」)
   だから自分が不得意な分野でも(拓哉「うん」)、
   見た時に“あ、この子の踊り、カッコイイ好きだ”
   とかって思えば、(拓哉「うん」)全然マルだし。それが一年二年だったり」
拓哉「うんうんうん」
ka「まだ始めてね、(拓哉「うん」)一年二年ぐらいしか経ってなくても、(拓哉「うん」)
   なんか自分は、あっもっともっと頑張ればきっと良いダンサーになるのかな〜とか」
拓哉「なるほどね」
ka「そう思うと、なんか一緒にこぅやって行きたいな〜みたいな」
拓哉「うん、にゃるほど」
ka「うん、でもなんかねえ、この一線はちょっと落したくないってゆう部分も
   やっぱりあるんですよ中に。妥協したくないってゆうか(拓哉「うん」)
   頑固ってゆうか、頑固ちゃん?」
拓哉「頑固ちゃんだからねぇ、kabaは」
ka「ふふ〜ん、なんかほらやっぱり」
拓哉「よく現場でリハーサル中、切れてるからねえ、文句つけてねえ」
ka「あ〜ごめんなさい、ごめんなさい、もう、もう無いようにします」
拓哉「結構俺ねえ、kabaが切れた瞬間を会場で聞いたりとかすると
   案外、あ、本番が近づいて来たんだなってゆう気にもなるんだよね」
ka「そう、ごめんなさい、怒りたくないのよ、怒りたくない。
   あたし自分の中で闘ってたの、あれ」
拓哉「ああ、そうなんだ〜」
ka「あれ、自分に・・・そう、自分に負けちゃった時が出ちゃうの、あれ」
拓哉「ああ、そうなんだ。結構ほら普段はフェミニンで攻めてるのにさ〜
   ああゆう切れちゃった時だけさぁ、“馬鹿は必要ない!!”とかって」
ka「(叫んで)うわ〜っ!何する〜〜!そんなの知らない〜!」
拓哉「すごいことを言うからねえ」
ka「あ〜もうごめんなさい、もぅ気をつけますぅ」
拓哉「じゃあ、kabaありがとね〜、なんか忙しい中」
ka「ああ、ありがとう、いいえ〜明日・・・ですね〜」
拓哉「じゃあ、うん、明日またよろしくお願いします」
ka「うん、ありがとうございました」
拓哉「は〜い」
ka「お疲れさまです、頑張ってね〜」
拓哉「じゃあね〜、はいは〜い」

◆タイトルコール◆

じゃあもう一回、じゃぁお疲れの乾杯で、(フク「はい」)え〜終わりたいと思います。それじゃあ来週のこの時間まで、What’s Up 、お疲れ!乾杯!(鈴木フク後藤「乾杯」)木村拓哉と

鈴木「鈴木おさむと」
後藤「ビクター後藤と」
フク「福島豪でした」

オマエがだから締めんなよ、「・・・でした」って。(みんなの笑い、フク「あ、・・・」)なんでそうやって終わるんだよ、反省会だな、この後はもう。(フク「あ・・・すいません」)
 


はい、先週に引き続き、“世界に一つだけの花”にまつわる裏話でしたが、ふつうは歌で視聴率が下がるっていう話は知らなかったですよ。みんな、振りが覚えたくて見続けるのか、一緒に口ずさみたくて見続けるのか?どういった理由なんでしょうかねえ。ビクター後藤さんの話は、結構ワイドショーなんかで取りあげられていたみたいだから、知ってる人も多かったんじゃないかな?もうちょっと違ったネタが聞きたかったなぁ、後藤さん。フクちゃんのは、マネージャーとしてより完全に一般人としての情報だと思うんだけど、木村くんにはうれしい裏話だったようですね。最後のkabaちゃん、こんなになよなよした感じなのに、あんなにカッコイイ振り付けを、次から次へと考えちゃうって不思議な人だ〜。これからSMAPのダンスを観る度に、kabaちゃんの顔と声が重なりそうで、ちょっと恐い気がするmeronの担当でした。


4/4

第404回 No.302 ベガ



★ 
4月4日 “世界に一つだけの花・裏話スペシャル
世界に一つだけの話”の巻 ★


★ 拓のおへそ ★
電話で聞きました・マッキー(曲を作った槇原敬之さん)編
電話で聞きました・ビクターのディレクター・菊池さん編

★ 今日の拓つぼ ★
最初にプレゼンされた曲は“世界”ではなく、“Wow”だった
マッキーのポジティブ思考「もう1曲作ればSMAPにふさわしい曲が生まれる」
大事にしていたテーマ「オンリーワン」をSMAPの曲にした
菊池さん談1:“Wow”は今のSMAPのイメージではなかった
“世界”はマッキーのポジティブさゆえの副産物
菊池さん談2:
 マッキーがSMAPが歌うための曲をちゃんと作ってくれていることが嬉しい
シングルバージョンの歌割りは、ポジティブに現状打破してみた結果

『Deep Point』はナシです

(♪“世界に一つだけの花・シングルバージョン”)
我々SMAPの新曲、“世界に一つだけの花”、え〜ホントに何か卒業式とかで歌われてたんですね。すごい数のFAXを頂きました!「うちの学校でも歌いました〜」とか、「うちの学校では退場の時、CDで、BGMで流れてました〜」とか。すごく嬉しく思ってます。ありがとうございます。
なので!今日のWhat’sは、そんな皆さんへの感謝の意をこめて!(曲stop)
(エコー)“世界に一つだけの花”・裏話スペシャル、世界に一つだけのはな・し(=話)〜!!

 『このままタイトルとしていただきまーす』

◆木村拓哉のWhat's Up SMAP!!◆

え〜今この曲にまたリクエストが、なぜか多いらしいですね。なので、このWhat’sでは、全然恥ずかしがらずに、どんどんかけてみたいと思います。
 『What’sではもう、定番だし(笑)』
USA for Africa、“We Are The World”。

♪今日の1曲目 【USA for Africa  We Are The World】

TOKYO−FMをキーステーションに全国、38局ネットになりました!え〜今日からですね、神戸の皆さん、え〜ね、わんばんこー!ということで。神戸のKiss−FMでお聴きの皆さん、ホントにはじめまして。僕が、木村拓哉といいます。SMAPというグループにもちょっと入っていたりとかして、最近ではですね、え〜・・知ってるかな?えっと、“GOOD LUCK!!”というドラマとか、出てました!!・・の、木村拓哉です。え〜実は、ちょっとひっそりラジオのお仕事なんかもかれこれ10年近く(笑)、やってるんですけども。え〜その、全国38局ネットになりまして、ますますPTAの皆さんから怒られる可能性が高くなったかなあというWhat’sなんですが。
今日は、こんなスペシャルです!
(♪“世界に一つだけの花・シングルバージョン”)
(元気よく)世界に一つだけの花が大ヒットして、ビクターの戸張さんがハワイに行く回数が増えた記念〜!!“(エコー)世界に一つだけの話〜!!”
(曲の前奏・中居さんの歌いだしのところから再び話し出す)
え〜“世界に一つだけの花”っていうね、楽曲があるんですけども。そちらの今まで公表されなかった話を、わたくし木村拓哉と、そして、このCDの制作に関わった人からいろいろ皆さんに教えちゃおうかな〜と思ってます。まず、このお話を進めていく上で、欠かしちゃいけない人が若干1名いるんですけども。え〜、この“世界に一つだけの花”、誰が作ったか?ってことですよね。これはまあ・・皆さん知ってる、御存知の方も多いと思うんですが、槇原敬之さん、っていうことなんで。これいきなり電話しちゃうっていうのありですかね?大丈夫ですかね?今ワーナースタジオの方でレコーディング中という情報が、ビクターの後藤さん系列で。戸張さんはゴルフ場のこととかしかわからないので。後藤君がですね、「今なんか、スタジオでレコーディング中らしいっすよ」ってことをさっき、エレベーターの中で聞きました。(舌打ちして)つながるでしょうか?それでは、ワーナースタジオに電話してみましょう。
(電話の呼出音)
いいですね〜レコード会社とか関係ないですもんね、ぶっちぎりですよ!(笑)

◆タイトルコ−ル◆

(電話がつながる)
拓哉「もしもし」
女性「はい」
拓哉「え〜わたくしですね」
女性「はい」
拓哉「木村拓哉と申しますが」
女性「はい」
拓哉「そちらに」
女性「はい」
拓哉「槇原敬之さんが」
女性「あ」
拓哉「レコーディングで入っているという情報を聞いたので」
女性「はい」
拓哉「電話をしてみたまでなんですけど」
女性「はい、お待ちくださいませ〜」
拓哉「ありがとう」
(保留音)
すっごい楽なんだね、これ。(スタッフ笑)こんな簡単につながんの?いけないんじゃない?うーん。
(電話がつながる)
男性「もしもし」
拓哉「もしもし!」
男性「はい。あ、もしもし、あ、ちょっとお待ち下さい」
拓哉はい・・誰ですか?」
(少し間があって・・電話を替わっている様子)
槇原「もしもし」
拓哉「もしもし」
槇原「あ、槇原です〜」
拓哉「あの、木村拓哉ですけども」
槇原「あ、どうも〜この間はお世話になりました〜」
拓哉「あ、マッキーですか?」
槇原「はいそうです」
拓哉「あ、そんなそんな」
槇原「(笑)」
拓哉「普通にレコーディング中なのに普通の人みたいに“そうです、そうです〜”って」
槇原「あはは〜(笑いながら)そうです〜」
拓哉「今お時間大丈夫ですか?」
槇原「大丈夫ですよ〜!」
拓哉「今は、あの〜レコーディングの過程でいうとどのくらいの過程なんですか?」
槇原「今は・・」
拓哉「はい」
槇原「えっと、仮歌を入れつつ・・」
拓哉「仮歌を入れつつ?」
槇原「入れながら・・」
拓哉「はい」
槇原「あの〜、プロツールス(Pro Tools=ハードディスクレコーディング用の
   ソフト)の方に全部オケを入れてしまって」
拓哉「はい」
槇原「今〜あの、みんなでちょっと遊んでたところです。」
拓哉「あ、それ今じゃあ、あの〜」
槇原「大丈夫ですよ」
拓哉「大丈夫な時間ですね?」
槇原「全然大丈夫な時間です!」
拓哉すいません、何かいきなりノンアポで電話をしてしまって」
槇原「いいえ、とんでもないです、とんでもないです、全然。」
拓哉今日、自分がやってるラジオの方で」
槇原「はい」
拓哉“世界に一つだけの花”、」
槇原「うん」
拓哉裏話、“世界に一つだけの話”?」
槇原「はいはいはい」
拓哉ということで〜」
槇原「なるほど〜」
拓哉ちょっと、あの〜銘を打ってですね」
槇原「はい」
拓哉やらしてもらってるんですけども」
槇原「あ〜どうも、それは楽しそうで・・」
拓哉その、“世界に一つだけの花”が今ちょっとすごい・・状況になってまして」
槇原「ね〜そうですね、はい、良かったですね」
拓哉世の中的にも。いかがですか?」
槇原「いや、あの〜僕も全然知らない人から」
拓哉はい」
槇原「あの〜ま、もちろん僕は作っているってことを知っている・・」
拓哉ええ、ええ」
槇原「友達とかいるじゃないですか」
拓哉ええ、ええ」
槇原「電話かかってきて」
拓哉はい」
槇原「全然その・・知らないやつから」
拓哉はい」
槇原「“この曲いいよって薦められちゃったよ”って言って
   その度に電話かけて来られたりたりとかして〜(語尾の呂律が回らない^^;)」
拓哉・・・大丈夫ですか?今、しどろもどですよ、思い切り(笑)」
槇原「(笑)舌が回らなくなっちゃってすいません。
   そうなんです。だから全然知らない人から・・」
拓哉うん」
槇原「あの〜SMAPの曲、あの曲いいねっていっぱい言われたよっていうのを・・」
拓哉ええ」
槇原「あの〜こう、友達が聞くたび、各友達が家に電話かけてくるという・・」
拓哉あ、そうなんですか?」
槇原「そうなんですよ」
拓哉でもなんかあの、聞いた・・噂に〜よるとですね」
槇原「うんうん」
拓哉最初うちらに・・」
槇原「うん」
拓哉持って来てくれた曲と」
槇原「うん」
拓哉あの〜、“世界”と、」
槇原「ええ」
拓哉・・・最初は違ったっていう噂があるんですけど
槇原「そうなんですよ!」
拓哉違うんですか?」
槇原「実は違うんです。いいんですか、そんなこと話して、ここで?」
拓哉もう全然ありなんです!」
槇原あのね、最初、実を言うと、」
拓哉はい」
槇原作った曲は、」
拓哉はい」
槇原あの・・“Wow”なんですよ。
拓哉ええっ、うそ?!!!」
 『そんな驚かんでも・・・^^;』
槇原「ホント!」
拓哉あ、“Wow”をSMAP用に最初書いてくれたんですか?」
槇原「そうなんですよ!」
拓哉あ、それをじゃあ今度・・」
槇原「うん」
拓哉マッキーが自分で」
槇原「そうそう」
拓哉「作品として・・」
槇原「そうなんです」
拓哉「作って・・自分のシングルにしたんですね。」
槇原「そうなんですよ。」
拓哉「何で・・“世界”になったんですか?」
槇原「何かいろいろこう・・変遷はあったんでしょうけど〜」
拓哉「ええ」
槇原「何か・・まあちょっと、もう1個お願いできないかという話になりまして。」
拓哉「はい」
槇原「まあ、僕は、その・・“Wow”でも全然いいなあと思ってたんですけど〜」
拓哉「ええ、ええ、ええ」
槇原「・・その時にでも僕はわりと何でもポジティブに考える方なので」
拓哉「ええ」
槇原「あ、そうか、じゃあもう1曲つったら、僕の中から・・」
拓哉「うん」
槇原「SMAPに一番ふさわしい曲ができるんではないかと。」
 『とてもポジティブなマッキー、尊敬します』
拓哉「(感心したように)はいはいはい」
槇原「という・・思って。」
拓哉「はい」
槇原「あの〜実を言うと、もう日にちはすごいタイトだったんですけど」
拓哉「はい」
槇原「ん〜〜って考えた時に、
   ちょうどたまたま、かねてから僕もその、自分で大事にしてたテーマがあって。」
拓哉「ええ」
槇原「それはやっぱり、こう、ひとは・・こうひとりとして同じ人はいないんだと。」
拓哉「うん、うん、うん、うん」
槇原「だけどもね、世の中でみんな競争ばっかりしてて」
拓哉「うん!」
槇原「競争に夢中になっているうちに、その〜自分がオンリーワンの存在だっていうことをね、」
拓哉「うん」
槇原「忘れている、と・・いうのをちょっと、
   そういうこういろんな・・ご神職の方とかですね、」
拓哉「うん」
槇原「お坊さんの方とか、いろんな層から話を聞いて。」
拓哉「うん!」
槇原「あーやっぱり今、そういうことって大事なんだよなってことを思い出しまして。」
拓哉「うん!」
槇原「で、ちょうどSMAPって5人いるじゃないですか、だから・・」
拓哉「はいはい。前6人だったんですけどね。」
槇原「前6人ですよね(笑)」
拓哉「はい」(スタッフ笑)
槇原「そうなんです。今ね、」
拓哉「ええ」
槇原「また別の世界で活躍されてますよ。」
拓哉「はい、もう活躍してますよ〜。」
槇原「そう〜。で、何か、ひとりで歌うよりは、
   このテーマはすごくSMAPの5人が歌ったほうがいいんじゃないかと思って、
   急にぱあーっとできまして。」
拓哉「あ、急に?」
槇原「そうですね、結構・・」
拓哉「それは〜あれですか?あの〜・・、風呂で髭剃りながらとか、」
槇原「ええ。」
拓哉「あの〜何か、耳掃除しながらとか、もう、こう、
   ババ〜っという感じで出てきちゃったんですか?」
槇原「ううん、あのねぇ、朝の6時ぐらいにパちっと目が覚めた日があるんですよ。」
拓哉「はい」
槇原「それで、“あーそういえばもう1曲作らなくちゃいけないんだ”と思って、」
拓哉「うん」
槇原「朝・・僕、だいたいパソコンのワープロでこう、曲を作るもんで。
   あの、詞を先に作るもんですから」
拓哉「はいはいはいはい」
槇原「で、こう・・ボーっとしてたら、ワーっとこう何か浮かんできて、」
拓哉「うん」
槇原「“あ、これだ!”と思ってバーっと書き始めて。」
拓哉「うん」
槇原「で、そのままキーボードに向かって。」
拓哉「・・にゃるほど・・」
槇原「だから朝方出来ましたね、あの曲は。」
拓哉「じゃあ朝生まれですね。」
槇原「朝生まれ。」
拓哉「あの曲は。」
槇原「そう、赤ちゃんは大体夕方ぐらいに産まれるらしいんですけど。」
拓哉「あ、そうなんですか?」
槇原「そうですかね?わかんないですけども(笑)」
拓哉「人それぞれだと思うんですけども(笑)」
槇原「今日こういうとこで好きなこと言ってますね、僕もね」
    (木村さんの声とかぶって聞き取りにくい^^;)
拓哉「ホントに。でも、あの今ほら、世の中的にも、」
槇原「うん」
拓哉「イラクの方ではあんなふうなことになっちまったりとか」
槇原「そうですね」
拓哉「でもそういうものがあった上でではないですよね?」
槇原「全然、全然違いますね。」
拓哉「でも今ほら、世の中的に、ま、筑紫哲也さんも仰ってくださってましたけども」
槇原「うん、うん」
拓哉「これは反戦歌だっていう・・ことをね?」
槇原「うんうん」
拓哉「取り上げられたりとかしてますけど。」
槇原「はい、はい」
拓哉「僕的にもだからすごく・・ああいうニュース番組に、」
槇原「うーん」
拓哉「出さしてもらって、」
槇原「うん」
拓哉「で、その場であの曲を歌わしてもらうっていうことになった時に、」
槇原「うん」
拓哉「何か、何か自分の中でも微妙に抵抗があったりとかして」
槇原「はいはいはいはいはい」
拓哉「だからあの〜歌い終わった後に補足しちゃったんですけど」
槇原「うんうんうん」
拓哉「ある意味、自分らSMAPっていうのはマッキーが作ってくれた、」
槇原「うん」
拓哉「この、曲の紹介者であって」
槇原「うん」
拓哉「DJに等しい・・」
槇原「はいはい」
拓哉「うん、存在・・」
槇原「プロバイダーっていう感じですよね。」
拓哉「そうなんですよーっていうことは、」
槇原「うん」
拓哉「補足しちゃったんですよ。」
槇原「あ、いや、でもね、僕はね、」
拓哉「うん」
槇原「あの〜確かに僕も反戦・・につながるかどうかは僕はわからなかったんですけども、」
拓哉「うんうんうん」
槇原「ただその・・SMAPは立派にあの歌・・の持ち主であるし、・・」
拓哉「うん・・え〜ホントですか?
   何かこの“世界に一つだけの花”をSMAPにあげて、実は・・」
槇原「うん」
拓哉「“ちっくしょう、俺が歌えやよかった”って・・・」
槇原「いやいやいや・・」
拓哉「思ってません?(笑)」
槇原「それは、でも思ってないんですよ、実は。」
拓哉「“俺だよ〜!”って。」
槇原「いやいや。ちょっと、確かに・・あの、うちのレコード会社は、」
拓哉「うん」
槇原「そう思ってるでしょうね。」(スタッフ笑)
拓哉「あーマジですか?」
槇原「“槇原君”と。」
拓哉「・・マジですか?」
槇原「うん、“振るわないけど君、最近”と。」
拓哉「あーホントですか?今・・」
槇原「あの〜“こういう曲じゃないのかね”ぐらいに思ってるかもしれないですけどー。」
拓哉「ええ」
槇原「でも、口ではうまく説明できないんですけど、やっぱりSMAPが歌わないと、」
拓哉「うん」
槇原「こんな結果にはならなかった歌ではあるなと。勿論僕も自分で歌うつもりは全くなかったんですね。
   それはあの、嫌だからいいとかじゃなくて。」
拓哉「うん。うんうんうん」
槇原「人に曲を提供するってそういうことだと思うんですよ。」
拓哉「うーん。」
槇原「その、自分が歌うことを前提で作るというよりは、その人たちにピッタリな歌を?書くっていうのが、
   やっぱりその曲を依頼された者のやっぱり、やるべきことだと思うので。

拓哉「いやいやいやいや・・」
槇原「だから全然僕は・・」
拓哉「こんなに・・」
槇原「とても嬉しかったですよ。」
拓哉「こんなにマッキーと電話ながらも熱い話が出来るなんて(スタッフ笑)
   自分も思ってもみなかったんで」
槇原「いや、とんでもないです、もう・・そんな、もう、こっちこそ」
拓哉「もっと何か“イェイイェイイェ〜イ!”っていう話で
   終わっちゃうのかな〜と思ったらすっごい何か・・・」
槇原「うーん。」
拓哉「メンタル的な・・」
槇原「メンタリティあふれるねー!」
拓哉「ええ」
槇原「感じですよねぇ。」
拓哉「会話になれたので。」
槇原「ええ。」
拓哉「ところでですねぇ、すいません」
槇原「ええ」
拓哉「“Wow”ってあるじゃないですか?」
槇原「“Wow”ありますね。」
拓哉「あの曲を、」
槇原「うん」
拓哉「“いやちょっと、SMAP・・じゃないんじゃないかな?”ってあの〜、
   最終的にNGを出したのって、」
槇原「うん」
拓哉「誰ですか?」
槇原「え?!(スタッフ笑)そんなのここで言っていいんですか、だって・・・」
拓哉「いやもう、全然ありですよ。」
槇原「え?!!いいの?ねぇ、ねぇちょっと・・いいの?」
拓哉「あの〜、大丈夫です!“ピー”の用意はしてますから。」
槇原「あ、よかった^^え、僕が聞いた話だと、」
拓哉「はい。菊池?」
槇原「・・さんから、・・」
拓哉「うん」
槇原「あの〜、聞いたんですよ。」
拓哉「あ、じゃあ菊池だ!」(スタッフ笑)
槇原「それ、菊池さんから・・」
拓哉「じゃ、これは“ピー”なしで。ええ。」
槇原「あ、やばい(焦る)、いいのかな?」
拓哉「大丈夫です」
槇原「だから、僕は、“なるほどね”っと思って、」
拓哉「ああ・・」
槇原「最初は・・(困って苦笑)そんな・・
   こんな、こんなあたふたする話していいんでしょうか、僕が?」
拓哉「いや、あたふたしてるのはあなただけなんで大丈夫です(笑)」
槇原「あ〜(笑)そうかあ」
拓哉「はい」
槇原「そう、だからホント言うと“Wow”も、」
拓哉「はい」
槇原「木村さんところも、ほら。こう今賑やかになってきたじゃないですか、お家も。」
拓哉「ええ、ええ」
槇原「で、やっぱり、僕がすごくね、」
拓哉「うん」
槇原「これは勝手な言い分なんですけど」
拓哉「うんうん」
槇原「僕が今期待してたのは、」
拓哉「うん」
槇原「何っつんだろう・・そういう・・あったかさ(=温かさ)が」
拓哉「うん」
槇原「表現できるアイドルグループっていないじゃないですか、未だに。」
拓哉「そうですかねぇ」
槇原「じゃそれを、出来るのは絶対SMAPだと思って“Wow”を書いたんですよ、実を言うと」
拓哉「あー・・」
槇原「で、そしたらもう、ちっちゃい子供からおっきい大人まで、」
拓哉「うん」
槇原「ホントに・・大好きになっちゃう・・ま、今も実際そうなんですけど」
拓哉「いえいえ」
槇原「もっともっとみんな好きになるなあと思って。何かちょっと託してたところがあって。」
拓哉「いや、あの〜、これ、偶然なんですけど」
槇原「ええ」
拓哉「今、手元に熊本県の・・」
槇原「ええ」
拓哉「17歳の“FAXネーム・ありさ”ってやつから」
槇原「ええ」
拓哉「“マッキーの曲をリクエストお願いします”っていう・・のでFAXが来てるんですよ」
槇原「わ、ありがとうございます。うれしいなあ・・」
拓哉「あの〜、リクエストは“Love Letter”なんですよ。」
槇原「はいはいはい」
拓哉「でも、この、裏話・・“世界に一つだけの話”的にいくと、」
槇原「うん、うん」
拓哉「これ、あのホントはこっちの予定だったっていう“Wow”をかけてもよろしいでしょうか?」
槇原「あ、どうぞ、全然OKですよ。」
拓哉「マジですか?僕あの、この間スマスマで御一緒させていただいた時に
  “Wow”を歌わしてもらったじゃないですか?」
槇原「ええ、ええ」
拓哉「あん時にあの、個人的には、」
槇原「うん」
拓哉「かなり気に入ってたので」
槇原「え、あーありがとうございます」
拓哉「すいません、僕・・的にも“Wow”をかけさしてもらってもよろしいでしょうか?」
槇原「もう、もう超嬉しいです、ありがとうございます、はい。」

拓哉「いえいえ。なのでこんなレコーディング中にスタジオに電話しちゃってすいませんでした。」
槇原「いえ、とんでもないです。また、あの〜もし、何か機会があったら、御一緒に」
拓哉「あ、マジですか?」
槇原「いい歌でも」
拓哉「あの、容赦なく、そういうオファー行きますが、そういうこと」
槇原「あの、容赦なくても大丈夫です」
拓哉「これ、全国が聞いちゃったんで」
槇原「あ、もう、喜んでです。ホントに。」
拓哉「すいません、じゃあこれからもあの〜、何度もええ、NGを出して、」
槇原「そうですね(笑)」
拓哉「ええ、お付き合いさしていただくと思いますので」
槇原「よろしくお願いいたします。」
拓哉「お願いします。」
槇原「はい」
拓哉「それじゃ、え〜すいませんでした!」
槇原「こちらこそどうも、あの、番組頑張ってください。」
拓哉「ありがとうございまーす」
槇原「どうもー」
拓哉「レコーディング頑張ってください。」
槇原「ありがとうございます。」
拓哉「はーい、失礼しまーす。」
槇原「失礼しまーす」

♪今日の2曲目 【槇原敬之  Wow】
 『裏話を聞いた後で曲を聴くと、感動してジーンときます』

はい、ということで聴いていただいたのは、“世界に一つだけの花”の前にSMAPにプレゼンをしてくれたという、マッキーの“Wow”。これあの〜この間スマスマでも、え〜一緒にね、ジョイントの方さしてもらったんですけど。“Wow”を聴いていただきました。こっちでもよかったんじゃないかなーっていう気は今になってするんですけどね。うーん、いかがでしょうか。

◆タイトルコール◆

今日は“世界に一つだけの花”が大ヒットしちゃいまして戸張さんがもう1個ビルを買っちゃった記念としましてですね、“世界に一つだけの花”の、今まで公表されなかった話を!お届けします。(エコー)世界に一つだけの花・裏話、“世界に一つだけの話〜!!!”をお送りしてます。
え〜いきなりねぇ、一人目がマッキーいっちゃったので、今度はですね、あの人にいろいろ聞いてみたいと思います!え〜我々SMAPのディレクターですね。レコーディングディレクターをなさってます、ビクターの菊池さんなんですけども。もう、ビクター!というね、大きなレコード会社があるんですが。その中で一番・・点滴が似合う人かもしれませんね!ええ、早速電話してみたいと思います(スタッフ笑)。

(呼出音)
女性「ビクターです」
拓哉「もしもし」
女性「はい。」
拓哉「えっと、木村拓哉と申しますが」
女性「はい。お疲れ様です」
拓哉「そちらにですね、制作の菊池さん、」
女性「はい」
拓哉「いらっしゃいますでしょうか?」
女性「はい、少々お待ち下さーい」
拓哉「はい」
(保留音)
菊池「もしもしー」
拓哉「(ブっと吹き出して)もしもし」
菊池「あ、お疲れ様です。」
拓哉「木村ですけど。」
菊池「お疲れ様です。」
拓哉「今、何中でした?」
菊池「今、ちょっと打合せしてて、ちょうど、その終わったぐらいのところだったんで。」
拓哉「何の打合せですか?」
菊池「今ですか(笑)?今・・・ちょっと僕の、また別に担当してるアーチストの。」
拓哉「あれ、誰、誰、誰?Kiroro?」
菊池「(笑って)・・小泉さん。小泉さん・・と一緒に・・」
拓哉「あ、キョンキョン?」
菊池「はい(笑)」
拓哉「キョンキョン帰っちゃった?」
菊池「いや、今、いますよ(笑)」
拓哉「いるの?」
菊池「いるけど、何かまた、別の話をしてますんで。」
拓哉「うそ?!」
菊池「(苦笑)」
拓哉「キョンキョンいるの?」
菊池「(苦笑して)・・はい。」(スタッフ笑)
拓哉「ホント?替わって?!」
菊池「え(笑)、今ね、ちょっとね、別の打ち合わせに入っちゃってるみたいだけど」
拓哉「え、何で?」
菊池「今、ここの近くにはいないんですよ」
拓哉「何だあー」
菊池「すいません」
拓哉「あの、電話したのはその件じゃなくてですね、」
菊池「はい、はい」
拓哉「今日ラジオで」
菊池「はい」
拓哉「“世界に一つだけの花”裏話・“世界に一つだけの話!”っていうのをやってるんですけど。」
菊池「はい」
拓哉「(息を吸って)ラジオのリスナーの皆さんのためにですね、」
菊池「はい」
拓哉「菊池さんしか知らない、」
菊池「おぉー・・・」
拓哉「“世界に一つだけの花”にまつわる、世界に一つだけの話を、
   教えてもらおうかなーと思って電話したんですけど。」
菊池「おおー・・難しいですねぇ。」
拓哉「いやいや、簡単ですよ〜。歌割りはこうやって決めたとかね?」(スタッフ笑)
菊池「(苦笑)」
拓哉「要は言っちゃいけないことを言っちゃえばいいんですよ。」
菊池「(笑いながら)いや、いやいやいや・・・」
拓哉「いや、あのさあ」
菊池「ええ」
拓哉「菊池さんの前にね、今ちょうどさっき受話器を置いたばかりの方がいるんですけど。」
菊池「はい」
拓哉「マッキーだったんですよ。」
菊池「はい」
拓哉「でマッキーにいろーんなこと一応伺ったんですが」
菊池「はい」
拓哉「世界に一つだけの話としてね?」
菊池「はい」
拓哉「あの〜聞くところによると、」
菊池「はい」
拓哉「“世界に一つだけの花”が・・来る前に」
菊池「はい」
拓哉「“Wow”っていう曲がSMAPに来てたよね?」
菊池「ありましたね〜」
拓哉「それ蹴ったよね?」
菊池「・・ま、結果的にそういう・・“蹴った”っていう言い方はよくないですけど。」
拓哉「うん。まあ言い方はね、言い方は・・断ったという。」
菊池「お返ししたっていう」
拓哉「お返ししたというか。要はチェンジですよね?」
菊池「はい」
拓哉「(拓哉・菊池笑って)それはやっぱり何で、そういう・・あれになったんですか?」
菊池「やっぱりすごい、テーマがすごい・・何だろう?重たいっていうか、」
拓哉「うん」
菊池「何かあんまり軽く歌う歌じゃないので」
拓哉「え、“Wow”が?」
菊池「“Wow”自体は。」
拓哉「うんうんうん」
菊池「だからそれを、木村くん以外実はそれは体験していないことだったりとかする、」
拓哉「あ〜、はい」
菊池「すごい、ちゃんとしたテーマだったから、」
拓哉「うん」
菊池「何か中途半端な形っていうか」
拓哉「うん」
菊池「それを・・SMAPがこう口にすることが、リアリティみたいなこと含めて、」
拓哉「うん」
菊池「SMAPとしての形が僕はイメージできなかった部分もあって、」
拓哉「それで“世界”の方を」
菊池「いろいろと話して、“やっぱり槇原さんごめんなさい”って話をして、」
拓哉「にゃるほど」
菊池「それで、そこで、まあ・・時間もなかったんで」
拓哉「うん、うん」
菊池「もしかしたらもう槇原さんと一緒にコラボレーションできないかもしれないみたいなことも含めて」
拓哉「うん」
菊池「御相談さしてもらったら、まあ、非常に前向きに槇原さんが、
   5日ぐらいしかなかったんですけど、」
拓哉「うん、さっきね、本人も言ってた。」
菊池「頑張ると。」
拓哉「っていうか、とんでもないポジティブ男だよね。」
菊池「そうですね、もう。」
拓哉「普通、あの・・普通の方だったら」
菊池「うん」
拓哉「ある程度へこむとは思うんですよ。」
菊池「そうですね。」
拓哉「そういうアンサーが返ってきたりとかしたら。」
菊池「うん」
拓哉「それを・・ねえ、そのまま時間がないっていう・・中での作業っていうのにも
   感謝しなきゃいけないんだけど、彼のその捉え方というか、」
菊池「そうですね。」
拓哉恐ろしいほどにポジティブにとってくれたっていう
   そのマッキーが言ってくれたおかげの・・副産物ですよね。

菊池「ホントにだから、ホント感謝してますし。」
拓哉「うん」
菊池「やっぱりそういう意味ではすごいSMAPにこういうことを・・
   前に一緒にテレビの収録した時に、」
拓哉「うん」
菊池「何か、こういうことをSMAPに歌ってほしいっていうことを
   ちゃんとイメージして書いてくれてるっていうのが、」
拓哉「うん」
菊池「やっぱすごい嬉しかったなあと思って。」
拓哉「なるほどね。」
菊池「だ(から)自分の歌じゃなくて、」
拓哉「うん」
菊池SMAPが歌うっていうことをちゃんと考えてくれて、
   その、やってくれてるっていうのがやっぱりすごい嬉しかったんですよね。


拓哉「ちゃんとお礼した?」
菊池「いや、してますよ、もう〜」
拓哉「それどういうお礼したんですか?マッキーに」
菊池「だ(から)それはもう、あの〜物とかではないので、・・」
拓哉「カネ?」(スタッフ爆笑)
菊池「(笑いながら)カネとかじゃないですよ〜いやお金っていうのはまた別の問題なんで〜」
拓哉「うん」
菊池「それは僕の気持ちをちゃんと、ホントにありがとうございましたって感じで・・・ 
   (以下曲にかぶって聞こえません)」

♪今日の3曲目 【SMAP  世界に一つだけの花(シングル・バージョン)】

拓哉「歌割りはどうやって決めたの?」(スタッフ笑)
菊池「・・歌割り?」
拓哉「うん」
菊池「歌割り?」
拓哉「歌割り。」
菊池「歌割りはねぇ・・」
拓哉「うん、あの〜アルバムバージョンとシングルバージョンで
   歌割り全然違うじゃないですか。」
菊池「違いますね。」
拓哉「うん」
菊池「まずは、・・」
拓哉「あるじゃない、そういう話〜」
菊池「いや(笑)、まずは〜・・」
拓哉「うん、サイコロ?」(スタッフ笑)
菊池「違う、サイコロじゃない」
拓哉「あ、サイコロじゃない?」
菊池「まずは、全部・・」
拓哉「あみだ・・あ、わかった!あみだ(=あみだくじ)?」(スタッフ爆笑)
菊池「まずはね、全部入れ替えるというところからスタートしてるから。」
拓哉「うん」
菊池「そうするとね、すごいね、実は、あんまり選択肢がね・・そんなになかった。
   だからほら、歌ってないところを歌うっていうふうに・・」
拓哉「あ、じゃ消去法だ」
菊池「で、最初消去法みたいなところから、
  “あ、ここ誰某歌ってるから、こうだな、こうだな、こうだな”っていうことを」
拓哉「うん」
菊池「こう組み替えていって」
拓哉「うん」
菊池「で、やっぱりそれとあとは・・
   何かまあ、こういう風に聴こえたらいいかなーみたいなことを」
拓哉「(笑って)何だそれ?」
菊池「それはね、結構ね、・・
   例えばね、中居くんが歌始まりの曲って今までないと思うのね。」
拓哉「うん」
菊池「で、これは面白いかな〜ってちょっと思ったの。だ(から)それは、・・」
拓哉「それ、どういう意味で面白れぇんだよぉ?」(スタッフ笑)
菊池「いや、だから、歌がうまくなって・・」
拓哉「すごいねぇー。“ピー”かけないよ?もう」
菊池「(笑って)だから・・違う違う違う、変な意味じゃなくて、
   歌、すごい前向きに捉えるようになってるから、
拓哉「うん」
菊池そういう曲を、そろそろシングルとしてバツンとやってもいいんじゃないかっていうのが、」
拓哉「うん」
菊池僕の考え方としてはあって。
   だから、何かどうしても“歌始まりだときついよね”みたいな風な、・・

拓哉「うん」
菊池・・ことがなんとなく空気としてあって。
   やって来なかったことをやってったらいいんじゃないかなあっていうのは、」
拓哉「うん」
菊池「まあ例えばそういうことだったりとか、
   まあ、大サビを剛くんにするっていうのもやっぱり、」
拓哉「うん」
菊池「録ってみないとわかんないことはあるんだけど、でも、剛くんがそれでえっと、
   伝わることとかが絶対できるんじゃないかなっていうことを、」
拓哉「うん」
菊池「思って、まあ、ちょっとチャレンジっていうか、その・・
   やってみないとわかんないっていうのがある中での歌割りだったんだけど。」
拓哉「うん」
菊池「それは、やってみてまあ良かったかなっていうふうには
   結果としては(笑)思ってるんだけど僕は。」

◆タイトルコール◆

菊池「こんな電話でよろしかったでしょうか?」
拓哉「あ、全然、そんなキョンキョンとの打ち合わせ中にすいませんでした」
菊池「とんでもないです(笑)」
拓哉「キョンキョン、ホントに帰っちゃった?」
菊池「もう帰った・・もう出ちゃったと思う。」
拓哉「え゛?!」
菊池「もう出ちゃったと思います」
拓哉「ホントはずっといなかったんでしょ?その場には。」
菊池「・・・すいません」
拓哉「どっち?」
菊池「え?いや、さっきは・・さっきまではいました。さっきまではいたんだけどもう出ちゃった。」
拓哉「何か言い方が戸張さんっぽいもんなあ・・」
菊池「オレ?オレ・・(苦笑)あーそこ、ごめんなさい、そこいっしょに・・ああ・・」
拓哉「戸張さんぽいもんなあ〜」
菊池「すいません・・はい。」
拓哉「ありがとうございました。」
菊池「(苦笑)お疲れ様でした。」

(終了)


槇原敬之さん、ビクターの菊池さん、お二人の「SMAPのために」というプロ意識と超前向きな考え方に、ただただ尊敬でした。“世界に一つだけの花”は大ヒットしていますが、やはりこうした裏話があるものなんですね。SMAPはそんな仕事仲間に出会えて幸せだよなあと思いました。
そして、そんな素敵な話を披露してくれた木村さん、ありがとう^^

てなわけで、担当はベガでした。


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