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11月28日の放送はお休みでした。


11/21

第437回 No.88 meron


11月21日“アイスホッケーってゆうのをやるらしい”の巻



★ 拓のおへそ ★
早速アイスホッケーについてのレポート
洋楽は人物相関図を作って聴いてきた

★ 今日の拓つぼ ★
ジャニーズ事務所には、女性タレントが居たことがある
ホッケーは、ご婦人達の遊びだった
スケートは、ちょっとできます
ホッケーシューズを作った
音楽の説得力は凄い
最後はハーレーかな

木村拓哉のWhat’s、久々に今日は、タクビアからお届けします。(ふき出して)いきます。(効果音)

◆今日のお便り1通目◆ FAXネーム・元祖トリビア

「ジャニーズ事務所には、その昔、女性タレントが居たことがある」

(♪軽快なBGM)え?女の人が居たの?うちの事務所に?これ〜は、やばいですね。すっごい興味有りますね。やばい、ホントにやばい、これは。やばい。え〜っとですね、このFAXを読んだ時点で、今現在、僕の興味としては、NEWSを越えましたね。NEWS、なんでオマエらはそんなに力が抜けてるんだ〜ってゆうNEWSね。うん、あの〜身長の高いバレーボール選手を目の当りにしてオマエらはナンでそこまでリラックスしていられるんだ〜ってゆうね。ええ、まぁそんなNEWSを僕の中では越えてしまった、VIP情報。とりあえずスタッフに速効、調べてもらいたいと思います。そのあいだに、じゃあ曲いきましょう。リクエストもらってるんで、リクエストFAXを紹介します。

◆今日のお便り2通目◆ 愛知県 イクミ 17歳

「拓哉君、こんばんは。(拓哉「こんばんは」)今日、友達とレストランに入ったら、そこのお店の店長さんがファンなのか、モトリー・クルーのポスターや(少し笑いながら)フィギアがお店の中にいっぱいありました。前にWhat’sで流れてた事あったな〜とか思いながら、嬉しくなってずっと見てしまいました。なので、もし良かったらモトリー・クルーの曲をもう一度かけて下さい、お願いします」

ってゆうね。愛知県から来てます。きっとねえ、ファンだったんだよ、その店長さんは。うーん、今はレストランやってっけどな。きっと俺のちょっと上とか、同世代ぐらいの店長さんなのかもしれませんね。

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

ええ、じゃあそんな店長さん、レストランの明日の仕込みなんかしながら、もしこのラジオ聴いてたら、喜んで欲しいと思います。では行きましょう、モトリー・クルーで“ガールズ・ガールズ・ガールズ”

♪今日の1曲目 【MOTLEY CRUE  GIRLS,GIRLS,GIRLS】

さ〜レストランの店長、喜んでくれてますかねえ。え〜オープニングナンバーは、取りあえず、モトリー・クルーで“ガールズ・ガールズ・ガールズ”を聴いて頂いてるわけなんですけども。はい、え〜早速、先ほどオープニングのFAXで紹介しました、タクビアのVIPの情報が届きました。え〜VIPとはですねえ、1978年デビューの5人組ですね。そのうちの、なんと2人、凄いですよね、5分の2ですよ。2人が女性、ということで、シングルが3枚、アルバムが1枚、出してますが、10ヶ月で解散してると。で、“新・エースをねらえ!”の主題歌、“泣きたいときはコートで泣けと”ってゆうのをね、歌ってたらしいんですけどもぉ。いや〜これはどうなんっすか?ここにね、なんとそのレコードのジャケットまでが!あ〜薄い〜薄い〜しょぼい〜、コピーだけあって。うわ〜もっとちゃんと明快に見たかったなあ、これ。う〜わ、でも、これ確かに女性らしきメンバーが居ますね、写ってますね、レコードにも。これ〜どうなの?ちょっとぉ・・・SMAPも入れちゃったりとか有りなんじゃないのぉ?ねえ!女性メンバー。これ二人居たら空気違うぞー!ホントに楽屋とか〜、全然、あ、でも楽屋は分けられちゃうんだろうなあ、きっと。これね、僕ね、ひっかかるのはね、10ヶ月で解散してるとこなんですよね。これ絶対なんかあったと思わねえ?どうなんだろう。(曲がストップ)これ、(エコー)知りて〜!

◆タイトルコール◆

すげえなあ〜だって40年ぐらい続いてるんでしょう?40年ぐらいジャニーズ事務所があったとして、唯一ですよ、唯一この人たちだけですからねえ、女性ってゆうの。

(♪東京スカパラダイスオーケストラ“ホールインワン”)上戸彩ちゃんはドラマでテニスやりますよねえ、今回“エースをねらえ!”で。うーん、で、僕はですねえ、今度ドラマでアイスホッケーってゆうのをやるらしいんですけどもぉ。はい、まああの、もう雑誌とか出てるみたいですけど。そんな僕に対してですねえ、リスナーから早くもこうゆうFAXが届いております。紹介していきましょう。

◆今日のお便り3通目◆ 静岡県 ペンネーム・ナオコ 18歳

「来年スタートのドラマで拓哉君は、アイスホッケー選手の役をやるんですよねえ。そこで私は図書館に行って、アイスホッケーの事について、いろいろ調べて来ました。(拓哉「すごい」)ルールなどは、ある程度知ってると思うので、アイスホッケーの始まりを調べてきました。アイスホッケーとは、比較的新しいスポーツとされていますが、発祥自体は200年も前だそうです。凍った池や湖の上で、ご婦人達が棒切れを使って、ボールを転がして遊んでいたのが始まりだそうです。現在では、男同士が激突しあう迫力のあるスポーツとされてますが、始まりは女性の遊びだったそうです。その遊びの段階からスポーツへ発展したのは、1860年代のことで、カナダにあるオンタリオ湖の凍った場所で、軍人さん達が初めてボールではなく、現在でも使用されているようなパックを使ったとされています」

ほぉ、凄いレポートですね、これは。これは全く知りませんでしたねえ。ご婦人達の遊びだったってゆうのは、(曲がフェイドアウト)全く意識とゆうか知識にも無かったし意識にも無かったですねえ。ふ〜ん、初めて知った。これはちょっと現場とかでねえ、うん、また無駄知識(を)言いそうですよねえ、僕。こうゆうことを知ってしまうと。“知ってる?”とかゆってねえ。ははは、俺じゃねえだろう、起源はこれ。ナオコだろうってゆうことなんですけど。日本ではねえ、今現在、チーム編成、ちゃんと企業チームをプロとして、企業的にチームを持ってリーグを行なっているんですが。今んところ4チームしか無いらしいですよ。厳しいですよねえ、そうゆう状況ってねえ。アメリカとかカナダでは、も〜下手したら、だから、向うはもちろんメジャーリーグってゆうねえリーグもあるぐらいですけどぉ。あれと匹敵するぐらいの人気はあるんじゃないですか?人気とゆうか注目度とゆうか。チーム数も凄いあるし。あ、でもこれこのFAXには、これ続きとゆうか、これありますね、同じ子が送ってくれてるんですね。

◆今日のお便り4通目◆ 静岡県 ペンネーム・ナオコ 18歳

「アイスホッケーのルールを作ったのはカナダの大学生だそうです。あともう一つ、今回坂口憲二さんが演じるゴールキーパーについても調べてみました。ゴールキーパーをやっていたアメリカのテリー・ソーチャックとゆう選手は、10年間の選手生活で、なんと顔だけで450針も縫ったそうです。(嬉しそうに、くふっと笑って)他の選手も、骨折や歯を無くしたり、顔にひびが入ったり、それはそれは凄い怪我を何度も経験してるそうです。アイスホッケーは本当に激しいスポーツです。拓哉君も本当に怪我には気をつけて下さいね。映画もドラマも楽しみにしてます」

ってゆうね、ナオコなんですけども。最後にね、ちょっと若干の脅し、入ってますね、これ。これは〜憲二くんには教えない方がいいんじゃないかなあ、こうゆう予備知識は。“すげ〜奴、居たぞ”ってゆうね。(ふふふ、と笑って)“450針だって”ってゆうのはあんまり撮影前には言わない方がいいんじゃないかな、うん。撮影入って、4話ぐらいになったら、“ねえ、知ってる?”とかゆうテンションで、ちらっと言うぐらいだったらいいかもしんないっすけどねえ、うーん。これでもわかるなあ。だって歯、おっ欠けたりとか、顔(を)骨折するとか普通にあるらしいですからねえ。だから昔のあの映画で“スラップショット”ってゆうポール・ニューマンが主演されてる映画があるんですけど、それもアイスホッケーの、まあ昔のね、ホッケーリーグの話なんですけど。それの当時、昔なんかは、今はヘルメットは絶対完全着用?うん、あの必需品とゆうか、もぅ完全にしなきゃいけないとゆうルールの上でやってるらしいんですけど。その当時の映画で描かれてるホッケーってゆうのは、みんなヘルメット被ってませんからね、うん。
 『信じられない〜!』
メット被んない状態で、あんな氷の上で全速力で走って、で〜コンタクトが、あんな強いコンタクトがあって、そりゃ怪我しないわけねえだろうってゆう。唇切ったり何したりってゆうシーンもその映画ん中で凄くリアルに描かれてるんですけど。うーん、怪我はつきもんだと思うなあ。ちなみに僕がねえ、どれぐらいスケートできるかとゆうと、あのねえ、ちょっとできます。(笑う)(スタッフ「元スケートボーイズだから」)(咳)ちょっとできますよ。まああの元スケートボーイズだからじゃないんですけど。まああれは横乗りだったので。今回は横乗りじゃないのでねえ。ええ、まあちょっと難しいんですけども、うーん、でもできるだけ、そうですねえ、吹替えとかが、あの僕はあんまり好きじゃないので、できるだけスタッフに迷惑をかけない程度だったら自分で、うん、スケーティングやりたいなあ、とは思ってますけどねえ。
 『気持はわかるけど、くれぐれも、無理はしないでね、お願い〜〜〜』
で、僕あの今回、練習も兼ねて靴を作ったんですよ。ホッケーシューズ作って。あのねえ、自分がデパートの屋上のスケートリンクで滑ってるようなものとは、わけ違って。刃物ですね、刃物。刃物を自分の足の下に置いて、時速約ねえ、150キロぐらいのパックを止めるとか打つとか、ってゆう作業になると思うので。まあそれはホントに究極のね、プロの人たちの範囲だと思うんですけど。でもそうゆう現実を聞くだけでも、身が締る思いするし。うん、だから中途半端な舐めた感じで氷の上に立つと大怪我をすると思うしね。だからといってびびってやってると撮影自体の勢いとか、クオリティとかも変わって来ちゃうと思うんで、うん、まあそこのバランスですね、難しいのは。まあできるだけ、みんなと楽しんで、ええ、怪我のないように撮影の方を楽しんで行きたいと思います、はい。

木村拓哉のWhat’s Up SMAP。じゃあですねえ、先週出た話題のビートルズのアルバムから一曲いきましょうか。なんか、あの〜メンバーとゆうか、今回このビートルズのね、アルバムを改めて出す、とゆうサイドの、スタッフのコメントによると、これが本物の“レット・イット・ビー”だと、ゆうことらしいですよ、うん。あの、あんまりにも、うん、なんか違う物になってるのが、みんなの耳に届いているらしいが、これが本当の“レット・イット・ビー”なんだ〜、ってゆうね。ええ、そうゆう感じらしいですよ。僕もすっごいたのしみなんですけどね、うん。ここで聴いちゃいましょうか。じゃあ、いきましょう、ビートルズで“レット・イット・ビー”

♪今日の2曲目 【THE BEATLES  LET IT BE】
(曲の途中で、拓哉「あ、ソロ違う」)

(拍手)すげ〜、ってゆうか、確かに聴き慣れてる“レット・イット・ビー”なんだけど、ビートルズのニューアルバムの中の“レット・イット・ビー”を今聴いて、リスナーのみんなと僕と同じタイミングで、この“ネイキッド”(アルバム“LET IT BE...NAKED”) に入っている“レット・イット・ビー”を聴いたと思うんですけど。まずびっくりしたのがジョージ・ハリスンのギターソロ、違いましたね。僕らが聴き慣れてる“レット・イット・ビー”とは。
 『違いますね〜、私もじっくり聴かせてもらいました』
んで〜なんか、歌いまわし?最後のこぅ、うわ〜って盛り上がりのかき回すところの雰囲気も若干、歌い方が僕、違うんじゃないかなってゆう印象を受けたんですよ。うん。すげ〜、なんか凄いね!あのココにこのアルバムに関するコメントとか、いろいろねえ、新聞記者の方がまとめた文章とかもあるんですけどぉ。この曲を聴きながらこの記事を読むと余計鳥肌立ったんですけどぉ。今ねえ、やっぱ最新鋭の音楽の、なんかあるじゃないですか?コンピューターの技術が。それが全く無い時代に、このレコーディングがされているってゆうのは、すげえ!ってゆう感じは凄いしますね。ってゆうか、この“ネイキッド”に入っている“レット・イット・ビー”を聴くと、まあねえ、実際この世にはもう存在しないメンバーが二人もいるぐらいのビートルズはビートルズなんですけど、なんか実際にそのスタジオのサブに居る気持になれるとゆうか。なんかそのまんまビートルズのメンバーが演奏した物を、そのまま更にもう一回表現し直してくれたアルバムになってるんじゃないかなあ、とは、うん、“レット・イット・ビー”を聴く限りでは、僕は思いましたね。うん。俺がこんなビートルズを語っちゃいけないとは思うんですけども。すげえなあ。すげえ、やっぱ音楽の説得力って、ここがやばいですね。やばい。

◆タイトルコール◆

え〜続いてこんなFAXが来ております。紹介しましょう。

◆今日のお便り5通目◆ 福岡県 ハヤマカズミ 18歳

「こんびんびーん、What’sは毎週、聞いてます。(拓哉「サンキュー」)外国の音楽は、今まであまり聴いていなかったんですが、この番組の影響で、だんだん好きになってきました。拓哉君は、外国の音楽をどうやって覚えましたか?周りの子達は、あまり外国の音楽を聴かないので、私は拓哉君から覚えています。これからも、良い音楽をどんどん教えて下さい」

ってゆうね、カズミちゃんなんですけども。この番組で洋楽を聴くようになりました、って言う人がいてくれて、ちょっと嬉しいですね、僕は。うん、ちょっとなんか英語の先生になった気分になりますね、はい。え〜こうゆうリアクションは嬉しいな、やっぱりなあ。なんか自分でもやっぱり、中坊ですかね、中坊とかから真剣にその歌詞を目で追うようになったのが、中学生かな?やっぱ。中学校の一年生ぐらいから、英語の歌詞ってゆうのを初めて目で追うようになって。で、そのきっかけにもなったのが、これはまあこのWhat’s的になっちゃうかもしれませんけどぉ。これは本当の話、小学校四年か五年の時ですよね、だから。四年か五年の時に、まあこの番組ではお馴染みになりました、若干ヒットチャートも上に行ったとゆう“WE ARE THE WORLD”を聴いた時に、“なんじゃ、こりゃ?”って思って。うん、そっからかなあ。
 『うんうん、この一曲がまさにスタートだったって曲は覚えているもんですよね』
ふんで〜“WE ARE THE WORLD”ってさあ、歌ってる人たちがねえ?この番組でもお伝えしたように、いろんな方々が参加してたじゃない?そうすると、“WE ARE THE WORLD”のビデオクリップを観たりとかすると、“この人、誰?”“この人、誰?”“この人、誰?”ってゆうのを自問自答していくようになっちゃって。ふんで“この人、誰だろう”って思った人の音楽をどんどん聴くようになってって。そいで〜まあ“WE ARE THE WORLD”には参加していないa−haを聴き、“なんじゃ、こりゃ?”って又なって。ふんで〜どんどんどんどん角度?要は視野の角度が広がってったってゆう感じがするかな。うん。それで、まあ友達が聴いていたり、先輩が聴いていた、ちょっとヘビーメタル系の?“何聴いてるんですか?”みたいな感じで。うん、聞いたら、その先輩方がちょっと聴いてた音楽があり。そうすっと、その聴いてる音楽が例えばボン・ジョヴィだったりとかねえ、あのカセットテープのコマーシャルで日本でも歌ってたじゃないですか。で、“誰だ、こいつら”ってことになり。で〜もちろんボン・ジョヴィを制覇したり、ボン・ジョヴィを制覇するとボン・ジョヴィの弟分とか兄貴分とか言われる人間も制覇し、そうすっと段々とストーリーが出てくるじゃない。バンドって必ずストーリーがついてまわってるでしょ?“元誰々の、僕は影響を受けて今のこのギタープレーになってるんだ”ってなると、“ちょっと待て、ボン・ジョビのリッチー・サンボーラが崇拝するギターリストって、どのバンドに居たの?”ってなって、そのバンドのヴァン・ヘイレンとか聴くようになったりとか。“へ〜ヴァン・ヘイレンってゆう人たち居たんだ”ってなると、“あれ、もっと大先輩にローリング・ストーンズとか居るわけ?”とかね。ってゆうので(咳)なんか、うん、自分の中で、どんどん人物相対図を作っていって、音楽もそれに対して聴いてったゆう感じはするかなあ。
 『うんうん、よーくわかりますです』
うん、でもそうゆうふうに聴き始めて、いろんな、それこそ今言ったようなルーツだったり、うん、バンドとバンドの人物相関図を自分の中で組み立てていくのも凄い楽しかったし。だからビートルズさんとかストーンズさんね、ローリングストーンズとか。もちろん、フェイバリットでもあるエアロスミスとかは、みんな、こう思い返すとリアルタイムではないですね、うん。結構好きなものって、リアルタイムなものは案外少ないかもしれないっすね、逆に。まああのこのFAXをくれた福岡県のカズミちゃん・18歳なんかもねえ、今回まぁこのラジオで、通じて昔の曲とか外国の曲に出会ってますってゆう風に言ってくれてますけども。うん、だから僕も友達の情報とかスタッフからの情報とか、うん、それで覚えてったかな〜、いろいろ。なのでなので、僕からですね、このカズミちゃんに、もう一グループ、うん、あの素敵なバンドを紹介したいと思います。最近ねえ、ちょっと僕あの〜プライベイトでとゆうか、仕事の移動の現場、移動車の中ではよく聴いてるバンドがあるんですけども。QUEENってゆうね、ええ、バンドをよく聴いてます。その理由の方は、教えません。はい、教えないんですが、何故か聴いてます。何故聴いているかは、まあ取りあえず、わかってくるんじゃないかな?じゃあカズミちゃんに捧げます、QUEENで“I WAS BORN TO LOVE YOU”
 『理由は教えません、と言って、教えてるようなもんですな。
  この曲、ずいぶん昔に某化粧品メーカーのCMでも使われてましたね〜』


♪今日の3曲目 【QUEEN  I WAS BORN TO LOVE YOU】

(女性アナウンサー「ここでお知らせです。来週のこの時間は特別番組、FMフェスティバル03・ザ・レディオクールを、お送りいたします。木村拓哉のWhat’s Up SMAPは一回お休みさせて頂き、次回の放送は、12月5日金曜日です。来週は一回お休みとなります」)

◆タイトルコール◆

今日のねえ、番組のオープニングでも流しましたけど、“ガールズ・ガールズ・ガールズ”のビデオクリップで、ストリップ劇場みたいな所にメンバーが入って行く時に、みんなが四人とも、それぞれの表情のハーレーダビッドソンに乗ってるんですけど、もう絶対ハーレー乗るしかない、とか思ってたもんね。今でも思ってるけどね。最終的にはハーレーなのかな、って思ったりとかしてるけどぉ。(鼻をすすって)やっぱスイッチ入ったのはその時ですよね、絶対に。うん。ふんじゃ!What’s Up!木村拓哉でした。

 
そっか〜ホッケーシューズ作ったか〜。ホッケーシーンはドラマに欠かせないと思うけど、いくら吹替えは嫌いだといっても無理は絶対にしないで!でも、一度だけ観戦したホッケーは、とってもエキサイティングで楽しかったから、正直なところ期待もしちゃうなあ。
来週はお休み、ということで淋しいですが、またドラマの話をしてくれるといいなあ。担当はmeronでした。
 

11/14

第436回 No.302 ベガ


★ 11月14日 “伸ばしたひげの反響”の巻 ★



★ 拓のおへそ ★
ひげの反響FAX
今日も映画“2046”裏話

★ 今日の拓つぼ ★
スウィートな反響?
初めてひげのお手入れしてみました
向こうの映画は撮影スタイルが全然違う
“2046”は撮影1カットの撮影ペースが独特で超スロー
映画のスタッフにはほんとに感謝
ひげ、現在の状態は・・・?

先週、リスナーのFAXで、「(バカにしたような言い方で)成金のオッサン」とまで言われてバカにされた僕のかわいい〜おひげに!今週はですね〜何と、とってもスウィートなお褒めのFAXがリスナーから届いております。これはきっとあれですね、オンエアを聴いた人たちが、ちょっと〜気を使ったほうがいいんじゃねぇかっていう、ちょっとここらへんでもちあげておかないとやべぇぞ、ってことで送ってくれたFAXじゃないでしょうかねぇ。紹介しましょう。

◆今日のお便り1通目◆ 長崎県 トモコ 中学校2年生
(拓哉「トモコ?ユウコ?どっちだろう」)

「ひげ!何すか、そのひげ。ジョニー・デップさんにそっくりじゃないですか。右側にジョニーさんの写真を載せてるんですけど、きれいに写ってるかな〜?(拓哉「っていう」)拓哉くんのひげを一回見たときから“え〜っ!ジョニー・デップ風木村拓哉じゃ〜ん”ってビビってました。これからはジョニー・デップ風ひげなんだ〜って自慢してください。じゃあ、さようなり〜」

っていうねぇ、FAXが届いておりますが。
(一息ついて)うーん・・・ジョニー・デップ風ですか。あれですね、素直に僕はここは喜ばしていただこうと思います。ええ、長崎県のトモコちゃんかユウコちゃん、うーん。何か今日はあれですね、気分良く始められそうですよねぇ、番組にもね。先週とは全然違うテンションで何かあがっていけそうですね!え〜では、早速、いきましょうか。曲行く前にですね、禁煙のスタジオで、気分がいいので、一服。うん。(ライターをつける音)今日ジッポ忘れたんだよね。
 『おいおい^^;』

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

先週に引き続き、今日も、“おひげ”といえば、やっぱこの人たちでしょう。ジージートップの曲から行っちゃいましょうね。この曲、あのプレスリーのカバーじゃないですかね?それでは、お届けしましょうか。ジージートップ、“ビバ・ラスベガス”!

♪今日の1曲目 【ZZ TOP  ビバ・ラスベガス】

◆今日のお便り2通目◆ 東京都 FAXネーム・プリティーウーマン 高校2年生
(拓哉「よく言ったもんだ。よーし、いくぞ!」)

「スマスマ見てびーっくりしました!!ひげ!伸ばし始めたんですか?はっきり言っていいのかな〜何か微妙でした。ちょっと。でも何か、素敵です。大人の男って感じ?どうしてひげを伸ばし始めたんですか?役作り?」

っていうね。あ〜(ため息)別にねぇ、あの〜僕ねぇ、ヒゲダンスに凝ってるわけじゃないんですよ。うん、ひげプレーとか、あと〜何て言うのかな、こう・・別にそういう自分に酔ってる訳ではないんですよ。逆に毎回鏡に映る自分を見て、「泥棒コントかよ」みたいなつっこみを(笑)ちょっと自分で入れてるんですけど。映画“2046”の中でそういう発注がありまして。うん、それでちょっと伸ばしてるわけなんですよね〜。うん、でもね、僕あの、あんまりひげが濃いほうじゃないんで。ま、ひげのためにアートネイチャーに行くっていうのもありかな?っていう。ひげの増毛っていう。うん。(曲ストップ)乙葉に頼もうかな、っていう感じがちょっとあるんですけどね、ええ。話ずれました、すいません!

◆タイトルコール◆

ま、ほんとに自分もですね、無理矢理!生えないひげをですね、え〜生やしまして。まああの、向こうの美術監督に「ひげ、何日ぐらいで生える?」って言われて、「え、いや、ひげですか?ひげは・・・そうだなあ、でも一週間ねぇとひげらしくないですね〜」とかいってゆったら、「うん、まあ撮影までにちょうど一週間ぐらいあるから、じゃ剃らないで」って言われて。「えっ、マジで?」っていう感じで“2046”の撮影をしてたんですけど。うん、だから、手入れっていうか、あの〜ひげ生えてくると手入れをするじゃない?みんな。ひげトリマーとかメイクさんが持ってきてくれたりとかしたのよ。「これ木村さんいいっすよ〜」とか言って見つけてきたんですけど。「これ2ミリ・5ミリ・8ミリに調節できるんですよ」と言われて、いや、「すごくお心遣いはありがたいんですが、そこまで・・整えるまでオレは生えねぇから、いらないと思うんだよね〜」とか。まあ一応、上海には持っていかしてもらったんですけど。1回も使うあれはなかったですね。機会は。で、唯一、いや、ちょっとどう考えてもこの、この一本の飛び出しは変だろっていうのがあったりとかした時に、自分で、初めて、生まれて初めて、え〜一人、ホテルの部屋、洗面所で、何かちっちゃな・・何か、はさみで、女の子が使うようなちっちゃなはさみで、ええ、眉毛のカットをするような、女の子たちが。そんなはさみを向こうで購入し、ひげを切りました、はさみで。そん時何かちょっと、「オレ何やってんだろ」っていう気持ちになっちゃいまして。で、始めたら始めたで、最初は1本2本、長いの切ればいいやと思ってたら、案外ハマっちゃったりとかして。「ここもうちょっと(頬をペシャペシャ叩いて)・・あ、あ、ここって・・あれ?でもみんなどうなってたっけな?」っていうことを思い返しながら鏡の前でチョキチョキチョキチョキやってましたね。うーん、カッコ悪いな、よく考えると。
ま、でも、ええ、あらためてね、まあ記者会見とか経験さしてもらったり、うん。撮影ももちろん日本とはスタイルの違ったものを経験さしてもらったんですけど。やーっぱり違うね!うん。違う。だからあの〜どっちがいいとか悪いとか、じゃなくって、うん、やっぱり何かこう・・何て言うのかなあ、ひとつのシーンとかひとつのカットに対するこう・・取り組み方っていうか。まあもちろんねぇ、日本のいいところっていうのもあるし、向こうの撮影のスタイルのいいところっていうのはお互いにあると思うんですが。(息を吸って)結構びっくりしたのがね〜、うん、今回“2046”を撮影再開さしてもらって、ま、撮影したんですけど。単純な話、数秒の・・映画の・・だからスクリーンになって上映されたときに数秒だろうなっていうシーンを撮影するのに、だいたい普通にまる1日ですね。うん。あの〜これは映画業界に詳しい方から聞いた話なんですけど。え〜だいたい日本の監督で、日本で映画を制作するときに、粘る監督っていらっしゃるじゃないですか。「んん〜あ〜もう1回いってみようか」て言って、「用意、スタート!アクション!」って言って、「はい、カット!う〜ん、(舌打ち)違うなあ」っていうあの、ホントにね、おいおい〜っていう、どこまで粘るんだあっていう監督でも!だいたい時速にするとですね、時速3.5カットから4カットなんですって。わかります?時速4カットっていうのは、約1時間っていう時間があったらその1時間の間に4カット撮影するぐらいのペースらしいんですけども。うん。今回の“2046”に関しては、日本の時速に換算すると、時速0.3カットですね。だいたい。だから、ちょうど3時間に1カットかな?そんなスタイルかな。うん、だから日本のスタッフが応援に来てくれて向こうのスタジオで・・上海のスタジオでその制作風景とか制作進行とかを体感して、みんながやっぱ口に出すのが、「すんごい時間かかるよね〜」っていう。「すっごい待たせるよね〜」っていうことばっかりだったんだけど。いやでも、それが、逆に、うーん・・何て言うのかな、言い方は悪いけど、うん、あの・・まあ芸術性まで言ったらちょっと大げさだな・・うーん・・ある意味、これが、こっちの世界のスピードなんだよっていう、スピードなんじゃないですかっていう。まあね、サンジのせりふじゃないですけど、「乗りかかった船だ」っていうね、感じですよね。うーん、腹を決めろっていうね。いやあ、サンジカッコいいねぇあれね〜。あそこのね。「わりいなあ」って。あの「わりぃな」っていうタイトルが出て来た時、「ちょっと待って!」って思ってしまった自分がね、・・ごめんね、またONEPIECE、戻っちゃったよ。

はい、え〜では今日もですね、ちょろっとちょろっと、またひげの話になっていましたが、ここで、違うひげのアーティスト。これだったらもう誰も、うん、あの、ね、首を横に振らないだろうと、いうナンバーを、じゃ、かけましょうね。じゃ、これリクエストももらってるんで。リクエストのほう紹介しましょうか。

◆今日のお便り3通目◆ FAXネーム・What’s海賊団クラリネット演奏者・16歳のチカ

「木村くんこんばんは。(拓哉「こんばんは」)いつも楽しんでWhat’s聴いてます。(拓哉「サンキューです」)リクエストしたい曲があるんですけど、エリック・クラプトンの“チェンジ・ザ・ワールド”です。この曲は“ドリーム・オン”の次に大好きです。ぜひお願いします。」

っていうね。それではいきましょう、エリック・クラプトンで、“チェンジ・ザ・ワールド”。

♪今日の2曲目 【エリック・クラプトン  チェンジ・ザ・ワールド】

はーい、聴いていただいたのは、エリック・クラプトンで、“チェンジ・ザ・ワールド”だったんですが。ま、ひげといったら、ま、この人も忘れちゃいけませんね。え〜クラプトン。ちょっとあの〜向こうの方の割りには体型がですね、あんまり大きくないんですよ。で〜すごく、日本のブランドの洋服が、ええ、すごくフェイバリットらしくて、自分のライブ活動以外にも、キャンペーン活動以外にも、普通に日本に来て洋服を買って帰ってるらしいです。らしいですっていうか、帰ってます。実際にオレ、エレベーターで会って、「何やってんの?」って言ったら「いや、服買いに来た」って普通にクラプトンが言った時に、「この人余計好きだぞオレ!」とか思いましたね。

◆タイトルコール◆

ここでもう1枚、せっかくなので映画がらみのFAXを紹介したいと思います。

◆今日のお便り4通目◆ 大分県 エトウ・アイ 17歳

「こんばんばーん!(拓哉「うっ!わっ!」)え〜ちょっと遅れてしまいましたが、“パイレーツ・オブ・カリビアン”見ました。私は先日、修学旅行でニュージーランドへ行き、ホームステイをしてきたんですが、そこのホストファミリーの方が映画館に連れて行ってくれたんです。そこで見たのが、木村さんも大絶賛の“パイレーツ・オブ・カリビアン”でした。でももちろん、全部英語で字幕なし。全てを理解するというのはとても無理でしたが、すっごい面白かったです。映画を見ていて私が一番驚いたことは、途中で映画上映中にハーフタイムがあるということです。放映中突然、映画がいったん止まり、地元の方々はアイスを買いに行くのです。日本ではないことなので、とても驚きました。また、ニュージーランドで私が驚いたことは、ほとんどの車が日本製ということです。こんなところでもMIJ精神を感じました。(拓哉笑)ホストファミリーとのお別れの時、“世界に一つだけの花”の英語の歌詞を紹介したんですが、とっても喜んでくれました。いい歌はどこに行ってもいい歌なんですね。“パイレーツ・オブ・カリビアン”今度は字幕ありで見たいと思ってまーす。それでは木村さん、お仕事頑張ってください。」

っていうね。うーん。What’sのリスナーにもこういう純な女の子がいてくれるっていう感じがして、(嬉しそうに)もう!いいですね〜これ!こういうFAX。
 『どういう意味や〜それ(苦笑)!』
でもすごくねぇ?これ。映画の途中にハーフタイムがあるっていうのは。これどこで切るかっていう、すごい問題ですよね。いや、問題ですよこれは。だってそうでしょ?これは〜だってさあ、もともと映画っていうのはさあ、前編・後編に分けて作ってないですよねぇ。だからこれどこでそのハーフを入れるかっていうことなんですけども。どうだろうなあ〜僕的には・・でもねぇ、これ必要な時ってホントあるんだよねぇ。ない?オレ、“スパイダーマン”をねぇ、有楽町に見に行った時、すっげえそうだったの。“スパイダーマン”見てて何でオレこんな便所行きてぇんだろうっていう。うわぁ〜いつ行く?いつ行く?って思って、すっごく憶えてんのが・・・え〜っとねぇ・・・スパイダーマンに・・変身する男の子が、えーっと、自分の能力に気づき始め、学校で女の子を助けるために手首からビュッとこう糸を出して、その学校のシーンが終わったぐらいのとこでね、ちょっと便所にダッシュしたのを憶えてんですよねぇ。うん。でもあ〜最初っから決められてるっていうのは、でも、どうなんだろう?う〜んこれは賛成も反対も言いづらいですね〜ハーフタイムは。ま、でも、エンターテイメントとして楽しむには、何だろう?見る側のスタンスを整えるっていうのも必要なのかもしんないですよね、これは難しいなあ。でもこれがニュージーランドのスタイルだとしたら相当面白いですよね、これ、うん。
ま、僕、あの〜ハーフタイムに、ね、引っ掛けるわけじゃないんですけども、僕も、ま、今回の“2046”に関しては、上映中じゃなくてですね、撮影中にハーフタイムが3年ほどあったんですけども、ま、何かね、こっちの・・TOKYO FMの方にも何か記者会見の感想とかすげぇFAXがたくさん来てたみたいなんですけど。何かあの記者会見の中で、ね、ウォン監督も「木村は3年前と取り組み方が随分変わってきた」とか言ってね。言ってましたけどね。うーん。ま、何?ウォン曰く、「3年前はあんまり周りのスタッフと話してなかった」っていうね。「今回は、木村は積極的にこう周りのスタッフとコミュニケーションをとってる」とかね、言ってましたけどね。うん。ま、3年前っていうか、まあ最初撮影しに行った時は、あまりのビックリに、ちょっと自分も「あん?」っていう、こう、拍子抜けする部分とサプライズとかが一気に来て、うん、コミュニケーションとるとかいうよりも、何にもとれなかったですからね。うん。英語も全然喋れなかったし、あと〜やっぱり、ましてや北京語も広東語も全然わかんなかったんで。そうすっと知らないうちに「あれ?オレ、モーターホーム(=モータースポーツ用語としては大型トラックが家のようになっていてチームスタッフや関係者が食事をしたり出来る場所をさします)にいるぞ」みたいな。フフフフ(笑う)。「あれ?」って。周りを見ると「あ、トニー・レオンしかいない」みたいな。で、トニーに片言の英語で「どうしよう、オレ」とかつって。ちょっと耐えらんねぇなあとか言ってゆったら、トニーが「もうさ、そんなこと言わないでさあ、リラックスして楽しむしかねぇぞ」みたいな・・ふうに、あの当時はアドバイスしてくれましたね。うん。で、全然アドバイスをしてくれたんだけど、3年前の自分っていうのは全然そんなアドバイスに聞く耳も持たず、「なーに言ってんだかお前も〜」みたいな。うん。「何かウォンとずっと仕事をしてるうちに頭ボケちゃったんじゃねぇの?」みたいな感覚ではいたんですよ。でもまあ今回の撮影に参加さしてもらって、その当時トニーが僕に言ってくれた言葉っていうのはすごく理解できたし、うん、だ(から)ただ単にダメだったのはオレだったんだなっていうことに気づかされたりとかしましたし。うん。いやなんか、あれでしたね。スタッフもすごく・・これはスタッフに感謝だなって思ったんですけど、もちろん向こうの、ね、美術さんから照明さんから音声さんからカメラさんからもう何から何まで全部、向こうのスタッフなんですけど、パってこう約3年ぶり4年ぶりじゃないですか。で、パッと会ったのにもかかわらず、何か「あ、おととい会ったよね?」っていうぐらいのテンションでスタッフ全員が迎え入れてくれて。「おータク、元気だった?」みたいな感じで。それですごく僕も現場に入っていきやすかったし。その面では向こうのスタッフにすごい感謝してますし。うん。あとね、撮影コーディネートっていう形で、現場に参加してくれた人がすごく、何ていうのかな、いいコミュニケーションを自分ともとってくれて。ま、あの〜僕と同世代の人はですね、多分、彼のこと知ってますね。みんな、うん。あの〜それこそ“インディージョーンズ”のパート2だったりとか、“グーニーズ”に出てた人がそのまま大人になって、「あれ?スタッフ?」っていう感じで参加してくれたりとかはしてたんで。で、その人と、いろんな映画の話とか、何かお互いにね、こう・・ドラえもんのポケットがあったら何する?みたいな感じの、あの〜お互いの夢を二人で・・スタジオのはじっこ(=端っこ)の方で、うん、語り合ったりとか、してましたね。うん。片言の英語だったんですけど。で、そん時に、そのジョナサンっていうね、彼なんですけど、ジョナサンが僕に言ったのは「お前はとにかく英語やれ」と。ははははは(爆笑)。(スタッフ「言われた?」)言われましたね!「お前英語できるようになったらこわいもんねぇよ」とか言われて。言ってくれたんだけど。「英語かよ〜」とか思っちゃって。ま、余計ね、うん、プレッシャーを感じながらも、ま、それはいいプレッシャーなんでね、うん、楽しみながら参加さしてもらいましたけども。

じゃあ、ちょっと先週ここで曲をかけるってなった時に、3年前に“2046”の撮影入った頃、何・・うちら何歌ってたっけ?ってね。で、“夜空ノムコウ”か“朝日を見に行こうよ”だったなあみたいな、感じで、“夜空”をこの間かけたんで。今日はじゃあこっちで行きたいと思います。SMAPで“朝日を見に行こうよ”。

♪今日の3曲目 【SMAP  朝日を見に行こうよ】

はい、え〜この間ひげの話をしてからまたた〜くさんのひげFAXをこちらTOKYO FMの方にもらったわけなんですけども。え〜ここで、ぶっちゃけ発表しまーす。実はですねぇ、ひげ!(曲ストップ)もう剃りました!
(BGMは♪“ダイナマイト”)
もう、すっきりんこです!え〜まあ撮影の方も無事、何とかね、終了したということで。ホントは、撮影終わって日本に帰ってくる飛行機が・・え〜何時だったっけ?ホテルが7時・・いや、ホテル7時出発だったんだよね、朝のね。んで、撮影が5時半に終わって。朝の。うん、で、スタジオからホテルまで帰ってきて、じゃシャワー浴びて荷造りして、てなって、速攻ホテル出発だ〜ってなったんですよ。で、速攻もう、スタジオから帰ってきてシャワー浴びて荷造りして、んで、日本に帰る格好して、フッってこう洗面所にちょっと自分を見た時に、「あ、これもう撮影終わってっからひげ剃ろうかな」ってその時思ったんですけど、いや、ちょっと待て!っていう感情が生まれまして。家帰るまでは仕事終わってねぇぞっていうね、ちょっと心境に駆られまして。まるで小学校の時の遠足じゃないですけど、(かわいい声で)お家帰るまでは遠足終わってないよみんな!っていう。
 『お、なかなかの緊張感ですな』
そういうテンションで、とりあえず家帰って、その帰った家で、剃りましたね、ひげは。あの〜剃ったら剃ったでね、「あれ、なくなっちゃった?」っていう気にはなって、洋服着たときに「あれ?前はこの格好・・あれだった?あれ?いや、あ、ちょっとやっぱ合わねぇな」とか、変に違和感を覚えたりとかして。うん。不思議な気はしたんですけど。ま、でも今はね、いろんなFAXを送らせるようなひげはもう存在してませんので。ええ、そのところを考えてFAXも送ってほしいなと思います。
 『そういうオチで来ましたか〜』

◆タイトルコール◆

わたくし木村拓哉は、来週のこの時間までお別れしたいと思います。それじゃあ来週のこの時間までWhat’s Up〜!木村拓哉でした。


ひげ。スマスマで初めて見た時は微妙でしたけど、前のひげ面の時よりよりいいやん、って感想でした。でももう剃っちゃったのかー。撮影再開のニュースを聞いてからあっという間だった気がします。まあ、映画でたっぷりひげのお顔を拝見できるでしょうから。でもまだ公開まで少し先ですね。待ち遠しいです。
あらためて、映画“2046”撮影お疲れ様でした。What’sでの話しぶりに、撮影当初のつらかったことも含めて、よい経験を積んだっていう自信?のようなものを感じました。次のドラマの仕事でいっそうパワーアップした木村さんを見れるでしょうか。うん、楽しみ!
てなわけで今回の担当はベガでした。
 

11/7

第435回 No.42 久美子


★ 11月7日 “まるごと!映画‘2046’話!”の巻 ★


★ 拓のおへそ ★
お髭への苦情ハガキ
映画“2046”撮影の裏話

★ 今日の拓つぼ ★
お髭は、監督からのオーダー
クランクアップの瞬間にお髭とは、さようなら〜
上海への遠距離通勤
ワイヤーアクションを経験
刺激のある撮影形態
現場でD.J.TAKU
スタッフにハリウッド映画出演者

最近、このWhat’sにスンゲェ!沢山来るのがこんな内容のFAXです。普通のラジオ番組だったら読まないような内容のFAX、この番組だからこそ!紹介したいと思います。
こちら、

今日のお便り1通目◆ ケイコ

「拓哉くん、こんばんは。(拓哉「こんばんは」)
ラ〜イヴにドラマにいつも私達を楽しませてくれて本当にありがとう。来年のドラマもとても待ち遠しいでーす。怪我には気を付けて頑張ってください。しか〜し!SMAPXSMAPを観てひと言、あのお髭(舌打ち)、アレだけは〜是非止めてほしいんです。映画“2046”の撮影再開というニュースを聞いて、拓哉くんの夢の実現に向けてのお仕事なので祝福したい反面、あの3年前の映画の撮影の時のおばさんヘアとお髭のスタイルが蘇ってきて、(舌打ち)薄〜い無精髭程度ならいいんですけど、今の髭は胡散臭い成金のオッサン(拓哉「・・・って言うね」)。それでは、お仕事頑張ってください!」
 『コレ〜4年前の間違いじゃないでしょうかね、確か1999年でした』
って言うね、凄くなんかこぅボクを励ましてくれるようなね、FAXですけども、う〜ん。いいですねぇ、「胡散臭い成金のオッサン」って言う、逆に目指したくなりますねぇ、そ〜こまで言われると、う〜ん。いや〜これさ、普通さ〜ぁ、(噴いて)普通さ〜ぁ、あの〜TOKYO−FM・・のコレ、番組ですよね?コレ、今。コレ、今、TOKYO−FMでしょ?コレ。AMじゃないですよね?普通あのFM・・・のラジオ番組とかのスタッフさん達って、こぅいうFAXが来てもさ〜ぁ、あの〜こぅなんて言うのかな?パーソナリティの人とか、実際にマイクの前で喋る人の目に付かないような感じの所に、「オイ、ヤバイヤバイ。本人来たよ、しまって、しまってぇ」っていう感じで、普通は、するよね、う〜ん。だけどね〜、リスナーのみんな、知ってるぅ?この番組のね、スタッフね、読ませちゃうんですよ、コレ、番組で。(クフフフフッと笑って、ぺシャッと叩いて)いや〜自分もね、ちょっとあの〜なんていうかな?好きで生やしてる訳じゃないんでぇ、まぁ言われても別にあんまり傷付かないっていう感じはあるんですけど。自分で、「コレ、オレ、(巻き舌で)イケてんだろう?」っていう感じで生やしてたら、相当!ボクね、このFAX読んだら、う〜ん、ひょっとしたらね、エンディングまで曲掛けっ放しかもしんない、うん。でもあの〜自分でやりたくて、ちょっとほったらかしにしてる訳じゃないんでぇ。(息吸って)まぁそうですね、ビミョーな線なんですけどね、一応オーダーなんで、監督の。だから、そのオーダーに応える必要は、やっぱり出るからにはあるかな〜と思うし、それでやってるんですけどぉ。
ボクね、だから3年前(ドンと叩いて)のその“2046”の時もそうですしぃ、あとTBSで“信長”をやらしていただいた時もちょっとこぅ生やしたんですよ(ドンと叩いて)。でもね、ボクあの〜ホントに何度も言うようにちょっとしつこいんですけど、髭の量が凄く中途半端に少なくて、ある程度伸びてこないと髭って(ちょい笑いながら)判んないぐらい・・・なんですよ。んでぇ、相当ほったらかしで〜いるのは、アレなんですけど、もぅね、今でも、今でも!嫌ですね。駄目!自分で生やしてんの、駄目!コレ。
だからぁ、多分ボクの、まだ撮影中なので、まだ先は見えませんが、え〜“木村拓哉・2046・クランクアップ”っていう瞬間?・・・あるじゃないすか?その瞬間があったとして、ホテルに戻ったとします。もぅ多分その瞬間!だと思うよ、オレ、うん!もぅその瞬間に、「ヤッタ〜!!」っていう感じで、もぅ全部こぅ・・いきますね。

◆木村拓哉のWhat's Up SMAP!!◆

まぁあの髭のアーティストって、沢山居ますよね、うん、挙げてみると。エリック・クラプトンもそうだし、プリンスもそうです。ビートルズも一時期生やした事ありましたよね。でも、髭と言ったら、やっぱりこの人達でしょう。ZZ TOPで、“SLEEPING BAG”

今日の1曲目 【ZZ TOP  SLEEPING BAG】

ハイ、お届けしてるのは、(巻き舌で)もぅ髭!っつったら、もぅこの人達・・・に勝る人いねぇんじゃねぇかなって言うね、ZZ TOPの“SLEEPING BAG”をお届けしてますが。もぅ見た事ない人は、一度CD屋さんでジャケット、チェックしてください、是非。もぅコレは、髭っていうのを超えてます。ある意味、箒です。
こないだねぇ、そうそう、たまたまねぇ、フジテレビの“F2”っていう番組あるじゃないすかぁ?そん中で、“今週のSMAP”って感じで、スマスマのスタジオに政井(まさい)アナウンサーが、ボクにインタビューを取りに来てくれたんですよ。ほんでぇ、まぁねぇ、皆さんもご存知の通り、自分、いま髭面でぇ、インタビューに答えたらぁ、政井さんがぁ、「あ〜そう言えば、木村さん、髭どうしたんすかぁ?」って話ンなって、ほんで、まぁ映画の話にはなったんですけど。まぁでもボクは、あの〜ねぇ?「別にZZ TOPではないのでぇ」っていう軽いボケを噛ましたら、凄い天然な顔で、「誰っすか?それ・・」っていう風に普通に言われて、「イヤ、あの、えっ?!ZZTOP・・・なんですけど」って言ったら、「えっ?!なに、やってる人ですか?」っていう(笑って)・・・答えが返ってきて、「うん、アナウンサーって、ビミョーだな」って、ちょっと思いました、えぇ。
まぁあの〜今お届けしてるナンバーはですね、え〜コレ、すんごい!アルバム何枚も出してますね。今年に入っても新曲を出したんじゃないっすかね、このZZ TOP、う〜ん。もぅ未だにこの二人・両サイドの二人は、約何センチあるかな?コレ。30センチぐらい下に長いですよね?コレ、髭。こぅ二人共長いって言うのが、コレ、二人の私生活を覗いてみたいな〜って、凄く思うんですけども。コレ、間違ってもメンバーチェンジは出来ませんね。だから、メンバーチェンジで新たにこぅ加入する人は、腹括ってZZTOPに入らないと、コレは無理だと思いますよ、うん。それぐらいの人達です。

◆タイトルコール◆

新聞とか雑誌等にもチョロチョロ〜ッと出てるようなんですけども、映画“2046”の撮影が再開しました。え〜期間的に言うと、3年越しの再開ですね、う〜ん。まぁあの〜その撮影の為にね、先ほども口を酸っぱく!えぇ、言ってますが、髭を伸ばしてんですけどね〜。まぁその撮影、何処で行ってるかと言いますと、うん、上海!です、上海、うん。まぁあの日本から飛行機で約2時間半の距離で。だから、遠距離通勤って言うか、取り敢えず、「上海入り何時ぃ?」って言うぐらいの、うん。スマスマの「TMC入り何時ぃ?」って言うぐらいの感覚に等しい感じで、「上海入り何時だっけ?」みたいな感じ・・で、いま移動してますね。だから、スマスマんなると日本に帰ってきて、スマスマ撮って、スマスマ終わったら上海行くみたいな(息吸って)感じでやってるんですけどね、う〜ん。だから、まぁ2時間半っつったら、新幹線で大阪行くようなもんじゃないすか。だから、そんな感じで(息吸って)やってますけども。
 『函館から関空まで約2時間・・・微妙〜』
(咳払いして)まぁその上海のね、・・・とある場所で(トントン叩いて)、“2046”の方を撮影さしてもらってるんですけども。(息吸って)残念ながらですね、今この場で、その映画の内容を詳しく言う事は、(明るく)出来ませーん!ハ〜イ。コレは、勿体ぶってる訳では無くて、出てるボクもあんまりハッキリとは、うん、解ってないというか、解んないんすよね、う〜ん、台本が、まず無いのでぇ。だから、その日に行って、「お前は、寒いと、んでぇ、もぅ退屈してると。OK?OK!Rolling action!」って言うね、「えっ?!」っていう(笑って)、うん、あの〜(笑って)「へぇ〜」って言う間がない・・感じの、「えっ?!」て言う感じで、「Action!」っていう。んでぇ、やったらやったで案の定、(舌打ち)「Cut!TA〜KU,Come on」って呼ばれて、「More energy all right? OK?all right?Ready action!(手をパンと叩いて)」っていう感じでね、凄く!刺激のある撮影をさしてもらってますけども。
(息吸って)うん、まぁあの〜でも、あの〜内容は解んないですけどもぉ、う〜ん、あの〜でも、あの回ってる・いま現在回ってるフィルムの量とか、あのちょっとビックリ!するぐらいのフィルムの量、回してるらしいので、素材は多分、相当!撮れてると思うんですよ、うん。あのね、業界的・専門的に言うと、まぁえ〜分かり辛いかもしんないんですけど、大体ね、日本の映画監督で、「この人、撮影粘るよね〜」とか、「この人、回すんだよね〜」っていう?・・・人で、大体1本に付き8万feetから、多くても12万feetっていうフィルムの長さを回すらしいんですけども。え〜ボクがですね、上海入り!する前・ボクが撮影再開する前!の段階の“2046”で、今回ってるフィルムの量なんですが、すでに20万feetを超えてるらしいです。通常の映画で言うと3本分、もぅすでに回ってるらしくてですね。で、ボクが上海に何度か行って撮影もさしてもらってるんで、(息吸って)多分ね、今頃ね、25万feetぐらいは行ってると思うんですよ。5万feetは、多分回してると思うんで、high speedとか、スッゴイ!何回も・・・。(息吸って)あの〜同じね、あぁあんまり言わない・・・あんまり言うの止めよ、(舌打ち)コレ、ちょっと勿体ぶろう、オレは、う〜ん。コレは、経験してんのはボクだけなんでぇ、まぁボクだけの幸せにさしてください、ハイ。すいませんね、本当に(舌打ちして)、ちょっとオレ、自慢っぽいかな〜。まぁ髭で、あんだけ叩かれたあとだから、これぐらい・・やり返したっていいでしょう、取り敢えず(笑って)。
 『あ〜ん、言いたくてウズウズだね』
まぁあの〜でも、ホントあの〜ねぇ?内容解んないですけども、ちょっとだけ皆さんに、じゃヒント!ヒント・・にもならないかな?なんのかな?なんないのか?解んないですけど。(息吸って)ボクあの〜今回、撮影・・をしていく中で、初めての経験をさしていただきまして、ワイヤーアクション?・・・っていうのを初めて!やったんですよ、ボク、うん。よく・・ねぇ?ハリウッド作品とか、まぁあの〜今、あの〜アジアの?作品なんか観ても、“グリーン・デスティニー”にしてもなんにしても、まぁ今回・・ねぇ?ちょっと前にやってた“HERO”にしても、凄くたくさんのワイヤーアクションをね、取り入れてるらしいんですけど。
 『ワイヤーアクションにはぶっ飛びだったね〜』
(息吸って)アレ、やっぱ凄い!わ。あのね、痛い!って言うかね、「痛い!」って言ってらんないよ、ホントに。あの周りの人もそれ以上の事をやってくれてるからぁ、だから、自分だけ(女の子っぽく)「痛〜い」とか、「ちょっと、ココがピリピリするぅ」なんて(ちょい笑いながら)言ってたらね、撮影ンなんないよ!マジ!で。でぇ、それをこぅ自分が発言した事によって、なんか・・そういうアクションが削られて、ねぇ?つまんなくなんのも嫌じゃないすか、そのシーンが。だから、そういうのバックれて、うん、「大丈夫?」とかっつって聞かれても、「あ〜〜わぁ〜ぁ〜ん、OK、OK、OK」とか言って、やってたんですけど。あのね、結構・・・結構って自分で言うのも変なんですけど、クルッとは回りましたね。ジャッキー・チェーンに蹴られた人が、「なんで?あんなに回んのよ!」っていう、それがね、今回分かりました、ボク。「あっ、こぅやって撮ってんだぁ」っていうね、how toが、スッゴイ!ボク、今回分かりました、(手をパンパン叩いて)ハイ。
 『良い経験をしたみたいだね〜』
え〜じゃココで、曲いきたいと思うんです・が!え〜とね、(煙草のケース?もしくはCDケース?をポンポン叩いてるような音)上海に持ってってるCDって、ボク結構あるんですよ、うん。凄くあの〜こないだスマスマに来てくださった綾戸智絵さんのCDも持ってって、ちょっとホテルで気分入っちゃったりとかぁ、(息吸って)・・・する時もあったりとかね、あと〜「ちょっと待てよ、コレは落ち過ぎだぞ」って思った時に、シェリル・クロウのベストアルバム流したりとか、(息吸って)・・・してみるんですけどぉ、ちょっとねぇ、う〜ん、ある未来の列車に乗ってる設定が、ボクあるんですよ。で、そんな事も踏まえつつ、「ちょっと、待てよ」と。ボクが、ブルーバックのね、こぅブルーで囲われたスタジオの中で、未来の列車っていう、未来だかどうか分かんないんですよ、ホントに。まぁ列車とは聞いてるんですけど、絶対!に“今には無いな”っていう列車に乗らされてるんですよ、ボク。で、そん中でちょっといろんなシーン撮ったりとかしてるんですけど。周りがブルーバックで、今現在に絶対!に存在しない列車の車両があって、・・・ってなったら、「オイオイ、オレん中ではヒトツしかねぇだろ!」っていう事で、「もぅコレは、上海持ってくしかねぇだろ!」っていう、ゴダイゴをね、ラジオの前の皆さんに付き合って聴いてもらいたいと思います!まぁゴダイゴと言って、列車と言ったら、「ヒトツしかねぇだろ!」って言う事で、“銀河鉄道999”

今日の2曲目 【ゴダイゴ  銀河鉄道999】

あのボクね、けっこう楽屋でも、移動の車でも、ボク結構D.J.やってるんですよ。だから、スタッフが、「あっ、スタッフ、ちょっと疲れてきたな〜」ってなると、ちょっと上がる系の曲流したりとか、「あれっ、ちょっと浮ついてない?」みたいな、ちょっと撮影スケジュールまいて、「なに、みんな浮ついちゃってんの?」って言う時には、ちょっと!重めのね、ジャニス・ジョプリンの“サマータイム”とか、思いっきり!流したりとかして、みんながこぅ楽屋ン中でシーン・・・とするような(引きつり笑い)、そんなD.J.をやって遊んだりもしてるんですけども、う〜ん。「コ〜レは、もぅゴダイゴ持ってくしかねぇだろ!」と言う事で、多分!ボクは、明日、上海空港から上海市内まで、ゴダイゴ聴きまくりです。

◆タイトルコール◆

え〜今日はですね、映画“2046”で、ボクが通ってます・いま撮影で通ってます、上海の話をチョロチョロ〜と先ほどからしてるんですけども。あとね、ちょっとビックリしたのが、今回アクション監督、アクションのディレクターとして参加してくれた人がね、スティーブン・ドンって言うね・ドンさんて言うね、人がいたんですけど。(舌打ち)ビックリ!しましたよ、ホントに。ただ単に、「寝癖の付いてる訳分かんねぇ、オヤジかな〜」と思ったら、まぁ〜ねぇ?一応気になるからぁ、「以前、どんな映画に参加された事あるんですかぁ?」とか言って、いろいろ聞いたら、「まぁこぅこぅこぅこぅ」っつってぇ、「えぇっ?!」っていう作品がトントントントンって並べられて、「へ〜」と思って、・・・いたら、「まぁでも、僕が、こういう事を始めたキッカケはぁ」とかって言って、「あぁ、キッカケなんですか?」って聞いたら、「う〜ん、やっぱりブルース・リーだね」って話ンなって、「あ〜やっぱブルース・リーっていうのは、やっぱり未だに?そういうバトンが引き継がれるぐらいの存在なんだな」って、ちょっと感動したら、そっちの感動じゃなかったんですよ。「僕のね、キッカケは、ブルース・リーのね、スタンドインをやった事から始まったかな〜」とかって言われちゃって、「えっ?!なに、言ってんですか?アンタ」みたいな・・・、(笑って)「どこのレベルで話をしてるんでしょうか?」っていう。いや、教えたって言うか、だから、ブルース・リーのこぅアクション?・・・をやってる時に、取り敢えず、ブルース・リーがそのアクションを参考にする為に、まずは!その人が、アクションをしてブルース・リーが、「OK。(舌打ち)じゃ代わるよ」って言って、撮影に臨むっていう、うん、そういう・・役目の人がいるんですよ、うん。だから、それをやって・・た方らしくて、「へ〜」とかって言って、「なんか、オレ、なんかスゲェ奴に周り囲まれてんな、オ〜イ」みたいな。
 『へぇ〜へぇ〜えhぇ〜』
ほんでぇ、もぅちょっと面白いSurpriseがあったんですけど。あのね、「どぉ〜見てもね、初対面じゃねぇね、コイツ」っていうスタッフが一人いたんですよ。あの〜中国の方なんですけど、英語ペラッペラなのね。で、ボク・・に、こぅボクとコミュニケーション取ってくれる時は、英語で全部コミュニケーション取ってくれて、で、ウォン・カーウァイ監督が言ってる広東語を英語に訳してくれて(ドンと叩いて)、英語でボクにコミュニケーション取って、いろんなシーンの説明とか、撮影コーディネーターっていう形で現場に参加してくれてる彼は・ジョナサンっていうね、人がいるんですけど。パッて会った時に、「こ〜の人、どぉ〜見てもオレ、初対面じゃねぇな。どっかで会ってねぇかな?!」ってずっと思ってたの。したら、ウォン監督が、まぁ撮影の合間にね、ちょっとスナックタイムっていうのがあるんですけど。そのスナックタイムを取ってる時に、「TA〜KU」とかって言って呼ばれて、で、ウォンとそのジョナサンが座ってる所に呼ばれて、「え、な〜にぃ?」とかって感じで、自分の弁当とか持ちながら行ったら、「TAKUは、“インディジョーンズ”観た事あるぅ?」って言われて、「あぁ、オレ、全部!観てるし、チョー好きだよ」とかって、言ったんですよ。もぅ「That’s my favorite movie」とかって言って、で、「Why not?なんで?」っつって答えたら、「コイツの顔、よ〜く見てみぃ?」って言われて、フッてそのジョナサンの顔を見たら、もぅサブイボ、「ウワァッ〜〜!!」ってもぅ一瞬にして蘇ってきて。あの“インディ・ジョーンズpart2(インディ・ジョーンズ/最後の聖戦)”で、一人中国人のちっちゃい男の子いたの、憶えてますぅ?居たでしょ?あのね、彼が大人ンなってスタッフでいました、現場に。ちょっとビックリしましたね。「ウワァッ〜〜!!」って、「分かった!」って言った瞬間にそのジョナサンが、(気の抜けた言い方?)「あ〜バレましたぁ?」みたいな感じで(笑って)、こぅ頭を掻きながら、「うん、そうなんだよね〜」っていう感じで、居て。・・・って事は、ちょっと待って、「“グーニーズ”にも出てたでしょう?」って言ったら、「あ〜“グーニーズ”やったね〜」っていう感じで、(笑いながら)普通に答えられちゃって。・・・って事は、「ジョナサンは、スピルバーグと仕事何回かしてるよね?」って言ったら、「う〜ん、スピルバーグ、すっごいいい監督だったよ〜」っつってぇ、普通になんかこぅね、うん、言われて、「ふぅ〜ん?!」って言う。ホント、たくさん面白いスタッフに囲まれて、うん、撮影やってますけども、うん。
 『人の良さそうなジョナサンの真似です。きっといい人なんだろうな』
あのね、面白いよ、ホントに、映画界、案外、アジア映画。ちょっとビックリした。オレ、あんまり観た事なかったからぁ、うん。で、まぁウォン・カーウァイの映画やるっていう事で、で、“2046”・・・中断してる間に、なんでかしんねぇけど、“花様年華”っていうのが出来上がっちゃったりとかしたじゃない?「オイオイ、中断してて、なんで?1本出来てんだよ」とか思って、その映画観たんですよ。
 『“花様年華”の撮影が長引いて、両方は取れないので・・・のようですね』
で、「“花様年華”、うわぁ〜スゲェ映像だな」とか思って、ほんでぇ、「あれっ?!」て思うシーンが何回かあったのね、“花様年華”観てて。で、それも、「あれっ?!コイツ、見た事あんな」っていう人が居たりした訳。で、スキンヘッドのオジちゃんがいたのよ、トニー・レオンが勤める新聞社の同僚の役でスキンヘッドのオジちゃんが出てるんですけど。あのね、「あれっ?!」と思ったら、バンコクで撮影した時も、3年前のね、バンコクでもそうだったんですけど。今回の上海の撮影でも“花様年華”に出てたスキンヘッドのオジちゃんがスタジオに居るんですよ。で、出てる訳じゃないの、小道具やってんの、オジちゃんが。だから、あの〜ボクが“煙草を吸います”ってなると、毎回毎回、「はい」っつって、こぅ煙草を持ってきてくれて、火も点けてくれて、こぅ「頑張れよ」って感じで親指を“GOOD LUCK!!”って感じでこぅ突き立てて、行くオジちゃんなんですけど。「ど〜見ても、コレ〜“花様年華”バリバリ出てる人だよな〜」とか思いながら、日本で言ったら、“ウチトラ”ってよく言う表現をするんですけど。その要は、作品作りに携わってる人達が“作品に出てしまう”っていう表現があるんだけど。それとは違うね、もぅアレ、完全に出てるもん、役者として。で、上手いんですよ、ホントに。
だから、あの〜ボク、ウォン監督に冗談半分で言ってる事が毎回あるんですけど。そのオジちゃんが、いっつもボクの周りでこぅ小道具?・・・を整理してくれてたりとかすると、ウォン監督に、「ねぇ?やっぱりウォンさぁ、やっぱ彼も一緒にカンヌ連れてって、助演男優賞とか、いくべきでしょう!」とかって言ったら、「Yes,sure」とかっつってぇ、「もぅ当たり前じゃん、勿論だよ」(笑いながら)とかって言って、ウォン監督も言うぐらい。そう、今回は、小道具として、えぇ、参加という事でね。いっつもあの〜アーミージャケットのベストを着て、どっか指怪我して、あのスタジオにいっつも居ますね、う〜ん。でも、すんごい!ハートのいいオジちゃんで、言葉は一切!通じないんだけど、英語も分かんないし、日本語も分かんないでしょう?だから、ボクは広東語は喋れないから、コミュニケーションの仕様がないんですよ。仕様がないんだけど、ボク結構スタジオ入ると、そのオッちゃんと横に立ってる事が多いですね。ホントにハートだけで、出来るもんなんだな〜っていう、うん、現場で、やってますけど。
まぁ3年前、“2046”の撮影始めた頃、ウチら、ナ〜ニ歌ってたかな〜って考えると、まぁ“朝日を見に行こうよ”とか、あと“夜空・・・・”だったんじゃないかな〜と思うんですが。まぁあのこの〜なんかのね、最初のFAXでボクをね、コテンパンにしてくれたFAXに、「オバさんパーマ(拓哉「みたいなね」)オバさんヘアにお髭のスタイルが蘇ってきて、もぅ胡散臭い成金のオッサンか!?」みたいなFAXありましたけども。確かね、“オバさんヘア”してた頃ってね、“夜空・・・”歌ってたんじゃないかなと思うんですよね、う〜ん。あっ!逆に上海で“夜空・・・・”を聴いてみるっていうのも有りかな〜と思いますね、う〜ん。じゃ、ちょっと一足先にココで聴いてみたいと思います、聴いてくださーい。SMAPで、“夜空ノムコウ”
 『“夜空ノムコウ”は、’98年で、“朝日を見に行こうよ”は、’99年でっせ。
  この映画開始の頃は、くるくるパーマだったような・・・が、“オバさんヘア”?
  ’99年の“Fly”辺りから“BIRDMAN”ツアーの頃?』


♪今日の3曲目 【SMAP  夜空ノムコウ

だから、撮影はね、まぁあの時間帯の事を考えると、結構ピリッとくるスケジュールだったりとかするんですけど。まぁあの〜ねぇ?現場で、いま凄く一緒に同じシーン作りをさせてもらってるフェイ・ウォンもそうだし、カメラやってくれてるクリストファー・ドイルもそうだし、凄くみんな、mindがいい人ばっかりで、う〜ん、盛り上がってやってますね。で、自分・・・一人、ねぇ?やっぱりコミュニケーションになかなか入っていけないっていう?うん、あの〜アレを汲んでくれてか、凄くみんな〜自分に対していろいろ話し掛けてくれたりとか、気を遣ってくれたりとか、それも凄く!感じるし、なんか物作りしてんな〜っていう感じはしますね、う〜ん。
 『凄い!いい現場が想像出来るけど、大変なんだろうな・・・』

◆タイトルコール◆

今日はですね、な、な、な、なんと!ボク・木村拓哉、30歳、最後!の放送でしたね、気付いたら、うん。だから、来週のこの時間には、もぅオレは、thirty−oneという事で、えぇ、アイスクリーム野郎になってますけども。今後もですね、益々波乗りに明け暮れるオヤジになろうと思いまーす。ハイ、ほんじゃ、来週のこの時間まで、What’s U〜p!っていう事で、木村拓哉でした。


 人の記憶をも曖昧にさせてしまうほど、4年という月日が経ちました。決してこの4年が無駄にならない為にも素晴らしい作品になる事を願って止みません。「クランクアップ!」の声を聞いて初めて拓哉くんもその重みを感じる・・・のかも知れません。来秋公開をキリンの首(ここまで待ったからもぅ直ですね)にして、また再びウォン監督の作品の数々を観直してみようと思います。担当は久美子でした。
 


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